歯肉は大きく切開して抜いた方がお互いにとって楽だと思っています。
親知らずの抜歯 U

日付、時間:Tue Jul 20 18:52:57 Japan 1999    氏名: naoki   
所在都道府県:滋賀   職 業:会社員   年 齢:30歳      性別: male  

質問:
今度親知らずを抜く事になっていますが、歯が少し頭を出している程度の場合は やはり歯茎を切開して抜歯する事になるのですか?
知人のケースの場合は完全に埋まっていた為に、切開した上に骨を削ったと聞いています。 抜歯時の痛みはどの程度なのでしょうか?
抜歯後の痛みはある程度、覚悟はしているのですが・・。また、抜歯による危険性はどのような 事があげられますか?
別の知人は腫れがひかずに大変な目にあったという事です。怖い話ばかり聞いてますので、 少々不安が先行してしまってます。どうかお答え下さい。

回答  半埋伏歯の場合、状況と歯科医師の判断の仕方によって異なります。個人的な見解として、 歯肉は大きく切開して抜いた方がお互いにとって楽だと思っています。といいますのが、メスで 切った痛みというのは、術中・術後をとおしてほとんどありません。従って、大きく切って(勿論 程度問題ですが)歯牙の埋伏状態を的確に把握して確実に抜いた方が、余分な傷を作らず 後々の痛みが最小限に留めることができます。
 一方、歯肉を切らない場合には、状況把握が不適格で抜歯に手間取り、無用なダメージを 与える結果になります。知人の依頼で抜けなかった歯を抜きに行くケースを少なからず経験 していますが、その多くが切開不足、または切開しなかったために抜くことができなかったケース でした。勿論、必要があれば、骨の削合や歯牙の切断も積極的に行うべきです。

 “抜歯による危険性”は数え上げたらキリがない→抜歯中に貧血で倒れる、術後の痛みが 引かなかったり、喉やアゴに炎症が波及したとか、痺れが残ったとか。 過去に起こったことを全てまとめて考えだしたら怖くなるのは当然ですね。
世界一安全といわれるJRだって、過去に起こった事故や、考えられる全ての危険性を 心配しだすと、おそらく怖くて乗れないと思いますよ。勿論、危険率はゼロではありませんが、 そんなに危険だったら誰も親知らずなんて抜きません。「99%大丈夫なんだから」くらいの おおらかな気持ちで、体調を整えて抜歯にのぞんでください。

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