日付、時間:2003年4月8日 14:53
氏名: N.A
所在都道府県: 愛知
職 業: 主婦
年 齢: 44歳
性別: female
質問:
2月18日に抜歯後の上顎洞穿孔とインプラントの事で質問させ
ていただいた者です。約2ヵ月経ちましたが未だに塞がらず、食べ物がつまったり空気が漏
れたりして辛い思いをしています。過去の質問では簡単な手術で塞がるとのことでしたので
担当の先生にお願いしましたが、上顎洞炎がおきているといけないのでもう少し様子を見ま
しょうと言われました。
抜歯後はレントゲンを撮っていませんし、膿が出たり鼻が痛いという事もありませんが上
顎洞炎をおこしている可能性はあるのでしょうか。また前回のアドバイスを参考にとりあえ
ず部分入れ歯で様子をみようと思いますが、このままでは周りの歯が傾いてしまわないかと
心配です。
宜しくお願い致します。
感想:
他のホームページは結局コマーシャルが中心で、患者の事を本当に考えておられるのは
河田先生だけだと思いました。
根管治療の不備がある状態では、何時まで待っても上顎洞炎はおさまりません。しかし、
その根管治療が不備な歯を抜いてしまったので根管治療の不備も一緒に除去していますので
基本的には上顎洞炎を起こすべき原因は存在しません。
今唯一残っている原因は、口腔内と交通していることです。炎症を起こすべき原因を残して
炎症を起こさないかどうか経過観察しているようなものですね。そのまま放置しておいても
自然閉鎖の可能性もありますが、やはり早めの対処をすべきだと思います。少々時期が遅れた
からといってすぐに隣の歯が傾斜するものではありませんが、長引けば長引くほど傾斜して
きます。
回答:
そこまで塞がってきたのだから、臨在歯の傾斜を防ぐために、とりあえず部分入れ歯でも作
って1年くらい経過をみていても良いと思いますよ。それからでも簡単な手術で十分対処できる
と思います。それにしても入院とは大げさですね。そんな特殊なものがあるとは思えないんで
すがねぇ。