日付、時間:2003年4月15日 0:35
氏名: I・R
所在都道府県: 神奈川
職 業: 主婦
年 齢: 52歳
性別: female
質問:
第2大臼歯(7)の治療で、なるべく、神経を残した方がいいということで、昨年10
月から今年1月末まで治療をしました。治療は完了しても、水にしみる状態が続き、レー
ザーを当てたりしてみてもしみる状態は治らず、様子を見るということにしましたが、良
くなることもなく、結局神経を抜くことになったのですが、麻酔が効かず、日を改めると
いうことになりました。
麻酔が効かないということはよくあるのでしょうか?
もし、今後も麻酔が効かなかった場合は、麻酔なしの治療となるのでしょうか?
また、麻酔なしで神経を抜くことは可能なのでしょうか?
今まで、麻酔が効かないなどということはなく、とても不安です。
ご解答を宜しくお願い致します。
抜髄になった経緯はやむを得ないものと思います。もっとこまめに定期検診を受けて抜髄
になるような事態を回避する努力が今後の対応として望まれます。
神経を残した方がいいということでギリギリまで経過を見ての抜髄ということは、いよいよ
炎症が激しくなった為ですので麻酔が効きにくいのは当然の結果だと
思います。必ずしも全てが麻酔が効かないわけではありませんが、これもいたし方の無いこと
です。
問題はそのあとですね。私の経験では、歯根膜に麻酔を追加するとか、同じ歯の中でも炎症
の少ない場所を選んで神経まで削って直接歯髄内麻酔を行なって、できるだけその日の内に
抜髄するようにします。それすれ出来ない場合(1年に1度もありませんが…)歯髄を殺す
薬、つまり亜ヒ酸を使います。
これは担当医の判断によって異なりますので、今後の治療方針を暗示するものではありませ
ん。日を改めてということですので、おそらくその間の消炎を期待して麻酔が効き易くなるの
を待っているのだと思いますので、次回治療時は同じ麻酔をしたとしても前回より改善してい
ると思います。