日付、時間:2003年4月16日 2:52
氏名:
所在都道府県: アメリカ
職 業: 主婦
年 齢: 30歳
性別: female
質問:
右下の親知らずを抜いて一週間たちました。 真っ直ぐに生えていたので5分程度で抜けて
骨も削らなかったようです。
最近、抜歯した歯茎の内側が舌にずっとあたっていていつも気になります。右側の指で触っ
てみたら、左側にはない骨のように硬いものが1cm程度で歯肉の奥に感じました。親知らず
を抜く前はこのような感覚がなかったのですが・・・。
電話で病院に状態を伝えたところ、抜歯した所の穴が埋まってくるにつれて骨も舌にあたっ
ている状態もなくなるとのことでした。 しばらく様子をみましょうとの返事でした。しかし、
私自身は早くこの状態から開放されたいのです。 いつも気になって物事に集中できません。
ほんの少しの出っ張りなので他人にはあまり分からないようですが私自身はとても気になりま
す。骨を削って治せるということも聞いたのですが、大手術のようでちょっと怖いです。
骨を削る場合、抜歯後どのくらいの時期で、またはどの位の手術時間で、どの位の期間の完治
を予測すればいいのでしょうか?
どうぞ教えてください。
歯と一体化してスムーズな移行をしていた骨も、歯が無くなれば尖った骨になります。抜歯
によって歯肉がその上を覆って速やかに回復するのが普通ですが、時には薄い歯茎を突き破って
口腔内に露出することがあります。そのまま放置しておいてもいずれは消失して治癒しますが、
露出した部分、もしくは歯肉の中で出っ張った部分を早く治すには、その突き出した骨を削る
こともあります。
あらかじめ出っ張りが予想される場合には、抜歯の際ついでに尖った部分を削ること
もあります。“ついでに”に象徴されるように処置自体はいたって簡単。タービンで尖った部分
を削るだけ。難抜歯の際、歯の周囲の骨を削るのを、抜歯後に削るだけ。
これを後日改めて行なうというだけですので、処置自体は同じです。処置する時期は、気にな
って仕方がないと判断された時に行いますが、改めて麻酔をして、歯肉を少しめくって削ります。
治癒期間は抜歯と同様ですが、完治時期は処置した日にち分だけ遅くなるのは当然です。
また、右下の抜歯後に以前にはなかった右側の肩こりがひどく悩んでおります。何か抜歯と関
係があるのでしょうか?
抜歯後10日ほど経ちますが、右側の歯の噛み合せがカチカチと他の歯よりも高くなってしま
いました。 これも肩こりなどの症状と関係しているのでしょうか? 噛み合せはしばらくこ
のままで様子を見たほうがいいのでしょうか?
たくさん、質問してしまいましたがよろしくお願いします。
回答:
“確実に”と言われれば責任はもてませんが、普通、この手の説明をしたらほとんどの患者
さんが骨削合を見送って自然治癒を選択されています。その結果、今までのところ何事も起こ
りませんでした。通常、1か月後にはほとんど気にならなくなっているみたいですよ。