「歯槽膿漏です。抜かないとダメですね」という結果が待ち受けています。
骨吸収が多いようです

日付、時間:2003年6月11日 10:36 氏名: Y.N   
所在都道府県:  京都  職 業:  主婦  年 齢: 35歳      性別: female 

骨吸収が多いようです 質問:
 現在、近くの医院に歯周病で月1度通院しています。年齢にしては骨吸収が多いようです。 また歯の欠損もあり補綴物も多いです。この5月中ごろから体調を崩し、歯が浮き、全体に 歯茎がやせたようで、医院で訴えたのですが、1年前のレントゲンを診ながら「外見上は問 題ない」とのことでした。現状のレントゲンを撮って欲しいと申し出たのですが、「保険上 のこともあり1ヶ月あけて8月に検診する」とのこと(昨年10月ごろにも体調を崩し同じよ うな症状が出たのですが、「問題ない」とのことで体調の回復とともに症状も治まりました )。
 歯の隙間が以前は下前歯だけだったのが、奥歯まで全体的に隙間ができているため確実に 歯茎がやせているようです。これは骨の吸収が進行したのではと思い不安でたまりません。 自分の歯がいつまでもつのか、これから外見的にも見苦しくなっていくのではと、最近はこ のことばかり気になって食事をすることも楽しめません。思い切って先生に診ていただきた いので、13日金曜日午後に予約を入れました。どうぞよろしくお願いします。

回答  “「問題ない」とのことで体調の回復とともに症状も治まりました”の延長は、遠からず 何時か必ず「歯槽膿漏(末期)です。抜かないとダメですね」という結果が待ち受けています。 「歯槽膿漏の進行は食い止められないもの」という歯科医の認識。保険規則も厄介で実質上 “治療してはいけない”というような状況ですので、歯槽膿漏は増える一方です。

 毎月歯石をとって、メインテナンスを続ければ驚くほどの効果があるというのに、なんで それをしないのか?出来ないのか?が不思議です。


返信:2003年6月17日 11:53
 先週金曜日に診察していただきました。お忙しい中、現状を丁寧にご説明また今後のアド バイスをいただきましてありがとうございます。かなり深刻に「歯周病末期では」と考えて いたので、現状を把握できて安心しました。しかしながら、今後も油断することなく変化に 気をつけてケアしていきたいと思います。また、超音波スケラーでの歯石除去をしていただ き、いつも赤味をおびていた歯茎が健康的に引き締まりました。1度でこの効果なら、河田先 生のおっしゃるように毎月続けることで10年後20年後も現状が保てるというのも頷けます。 本当は河田歯科医院での歯石除去を望んでいるのですが、先生のおっしゃるように通院して いる医院で同じ歯石除去をしてもらえるようお願いしてみます。本当にありがとうございま した。

 歯茎が引き締まり浮いた感じがなくなって、先生のご指摘のあった注意の必要なインプラ ント部分か手前の第2小臼歯あたりがなんとなく気になります。様子をみてみます。