日付、時間:2003年6月24日 23:19
氏名: ありんこ
所在都道府県: 兵庫
職 業: 主婦
年 齢: 35歳
性別: female
質問:
右上の第二大臼歯が痛んでかかりつけの歯医者に行きました。数年前に神経をとってか
ぶせ、第一小臼歯とブリッジにしている歯だったのですが、虫歯を取り、根の治療をして
くださることになりました。第一大臼歯と第2小臼歯が浮いた見せ掛けだけの歯なので、
必然的に左でかむことになりました、すると今度は左上の第二臼歯が痛くて、死にそうに
なりました。頭も体じゅうがずきずきして眠れません。神経はもう数年前に取っていてな
いのです。
かかりつけの歯科医の先生は一応中を空けてみてくださって、虫歯を削り、1つの膿?
の穴は空けてくださいました。でも、もう一つ膿のたまっている部分が石灰化していて、
固く深くて他の部分に穴をあけそうでこわいので、抗生物質(バラシリン)を5日間飲ん
で、様子を見ましょう。とおっしゃり、削った部分に薬をつめ2日目、現在に至っていま
す。しかし今日はまた、ものすごく痛くてボルタレンをもう6錠ほど飲んでしまいました。
この歯も第一小臼歯とのブリッジの歯なので抜くのはさけたいのですが、にやはり抜いて
しまうことになってしまうのでしょうか?
現在はほとんど流動物しか食べられません。ほとんどの歯に神経がなくボロボロなので、
インプラントを考えていますが、なるべく今の状態を長くもたせたいのです。お返事お待
ちしています。
上顎の臼歯部は骨量の関係で、インプラントの可能性が非常に低く約20%程度です。
すでに抜歯している部分にインプラントが植立可能かどうかだけでも把握しておく必要が
あります。その上で大切なことは、新たな抜髄歯を増やさないように徹底した虫歯治療と
歯石除去です。最後に、問題のある根管治療を徹底して延命を試みることでしょう。
神経を取った歯というのは、とにかく条件が劣悪ですので最終的には抜歯ということに
なると思いますが、それまでの根管治療に関しては技術の差にとんでもなくありますので
簡単にあきらめずに、状況次第では転医も検討してください。
回答:
全体的な現状把握と将来の見通しを知っておくことがまず第一です。根管治療について
は治療してみないと判りませんが、1本につき1日が原則です。