日付、時間:Fri Aug 6 11:35:37 Japan 1999
氏名: Y.U
所在都道府県:福岡
職 業:主婦
年 齢:30歳
性別: female
質問:
先生こんにちは。先生のHPいつも感動しています。通院中でも他の先生にも意見を
聞いてみたい時、今まで私はたくさんありましたが、これは御法度のようです。。。。
先生にアドバイス頂けたらうれしいです。
3日前奥歯を抜随しました。この歯は堅いものも噛めるし、滲みることもありませんでした。
しかしここの歯が虫歯になっている(治療したことがあり、被せものをしている)とのこと、削って
抜随になりました。
「治療して今まで噛めたのに、噛めなくなったらどうしよう」と不安でしたがこの不安が的中。
抜随後、下の歯がこの歯に当たると痛くて痛くて!!食事がとれませんでした。昨日は噛み
合わせを調節し当たらなくなっつたものの、食べ物を噛んでしまうと、やっぱり痛くて痛くて。
痛くて触れません。
抜随後痛むことは、あることですか?
抜随後、これほど痛むと回復も期待ができない、抜歯になる場合もありますか?
これは緊急事態発生?!もしかしてこれは最悪の状態で、通院中の先生に、「これはだめだ、
大学病院へ行ってくれ」といわれそうで、今生きている心地がしません。
先生、回復の見込みはあるでしょうか?もう、来週の私の誕生日の゛焼き肉大会゛は中止です。
ご意見・ご感想:
どうして以前治療した歯が再び悪くなることが、これほど多いのでしょう?
一度も治療して無い歯は、治療したこと無いのに。歯医者さんは、前の先生の不始末
(だけではないけど)のまた処理をしているみたいです。
抜髄後2〜3日多少痛みがあるのは普通です。
文面からは、“多少”どころではなさそうですね。あくまでも私の個人的な考えですが、抜髄を
始め根管治療や歯槽膿漏に対する「発症と治癒のメカニズムの理論」に根本的な誤りが
あります。その結果、多くの症例を治癒に導くことが出来ないのが、日本だけでなく世界の歯科界
の現状ではないでしょうか。
“歯医者さんは、前の先生の不始末(だけではないけど)のまた処理をしているみたいです。”は、
鋭いご指摘だと思います。100%治癒は不可能であるにしても、あまりにも大きな不備があるように
思います。
痛みが消失する過程には大きく分けて2つあります。一つは本来の意味での治癒。もう一つは
病状の慢性化に伴う痛みの消失もしくは軽減です。微妙な表現ができませんが、完全に原因が
除去できたときには治癒。原因が全く除去されない時は抜歯。その中間が程度に応じて慢性化
と考えていただければ宜しいかと存じます。
現実的な対応としては、まず現在の担当医を信じて治療をまっとうする。どうしても結果が得られ
ない時は大学病院の歯内療法科(保存科)での治療を選択することだと思います。
返信
先生、お返事ありがとうございました。うれしかったです。そうですね、今は通っている歯医者の
先生を信じて、自分でも十分気をつけ、治療を続けてみます。 先生もがんばってください。