同じ過ちを繰り返さないように。
3456欠損のブリッジ

日付、時間:2003年7月29日 15:41   氏名:  T.S  
所在都道府県: 大阪    職 業:  その他  年 齢: 39歳      性別: male 

3456欠損のブリッジ 質問:
 上の右 3・4・5・6が抜けてありません。一ヶ月ほど前に義歯を入れたのですが、 かなり物を食べにくいです。以前は右3が有りブリッチをしてました。回りの歯は ぐらつきも無く結構しっかりしているのですが、もう一度ブリッチには出来ないのでし ょうか?

感想:
 いつも興味ぶかく拝見しています。

回答  保険規則には安全基準みたいなものがあって、ブリッジの適応かどうかを細かく規制し ています。その規則によれば臼歯の2本以上欠損はブリッジの適応からはずれていますの で、保険でのブリッジはできません。
 保険外だと規制がないので無理をすれば出来ないこともないけど、最も重要な犬歯と 第一大臼歯を失った状況でのブリッジはあまりにも無謀すぎます。ブリッジの支台にし た犬歯を無惨にも失った今、同じ過ちを繰り返すことは明らかです。いくらお金を払う からと言っても、そこまで無謀な設計を行なう歯医者はおそらくいないでしょう。

 もし、インプラントが植えられる骨量が残っていれば、インプラントも選択肢に入る と思いますのでそちらの方向で検討された方が良いでしょうね。


返信:2003年7月29日 23:16
大変わかりやすい回答ありがとうございました。インプラントの方向で検討してみます。 大変参考になりました。