衛生士の地位向上こそが、歯周疾患撲滅の切り札です。
衛生士の重要性

日付、時間:Thu Aug 12 2:06:31 Japan 1999    氏名: ひろみ   
所在都道府県:大阪   職 業:歯科衛生士   年 齢:22歳      性別: female  

質問:
 歯科医師にとっての歯科衛生士の重要性を教えて下さい。 
あと海外での歯科の交流がとれる機関を教えて下さい。

ご意見・ご感想:
つい2〜3日ほど前からこちらの掲示板に目を通させてもらってます。大変 興味深いことが多く患者サンからの医院では言えない質問や先生の回答すべて勉強になります。
私の歯科は、大院長1名と院長1名と歯科衛生士は私1人(勤めて1年4ヶ月程たちます。最初の ころは先輩衛生士も居ましたけど寿退社です。)助手1名受け付け1名のチェアー4台の医院です。 D.Hが私一人なので好きなことを院長からはやらしてもらってますけど、今まであまり積極的に うちの医院ではしなかったメインテナンス、リコール、T・B・Iなどいわゆる予防をどんどん取り入れ たいのですが、実際問題D.H1人なので他にもしないといけないことがいっぱいあり、そういう環境 は今はちゃんとしたのは無理です。適度なのはできますが・・・・・。
院長は好きなようにしていいと言いますが、院長の治療のやりやすいような環境を作るのが私の 役目だとおもうと治療中心のほうがいいのかな?とも思います。
かってな質問ですみません。この暑い中、先生も大変細かい仕事で大変だと思いますが治療がん ばって下さい。言葉足らずのメールですみません。

メールアドレス: fwnw6037@mb.infoweb.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  「衛生士といってもスケーリングが出来るだけで、給料は高いし?高卒の女の子の方が 余程気が利いてエエわ」というような声をよく聞きます。
私の認識では、「スケーリングはしてくれるし、口腔内のチェックや指導。おまけに治療内容 の説明や相談相手もしてくれる。こんな重宝な存在は他にない」とかねがね思っております。

 日本中で多くの人が、国民病ともいえる歯周疾患で悩んでおられる現状で、最大の力を持って いるのが衛生士だと思っています。確かに、歯周疾患の診断および手術を含めた初期の段階では ドクターが必要です。手術後のメインテナンスを始め、将来(長い人生で)歯周疾患で手術が必要と なる人や抜歯の可能性のある人。つまり成人の99%?にとって衛生士の存在は無くてはならない 存在のはずです。
 私の医院で行っているプロフェッショナル・トゥースクリーニングの主役は衛生士です。彼女達の 働きで多くの患者さんが歯周疾患の恐怖から救われている実態が、どうも世間では認識されて いないように感じています。

 衛生士の地位向上こそが、国民病(歯周疾患)撲滅の切り札です。 国際交流機関については何も知りませんが、県の衛生士協会?に登録しておくと、各種健診や 講演活動に参加しますのでその手の機会があるかもしれません。

返信:
忙しい中お返事ありがとうございました。これからも相談にのっていただくことが出 てくるかもしれないのでその時はまたよろしくお願いします。

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