歯石を取りつづけない限り進行を抑制することは不可能です。
大学病院での診療

日付、時間:2003年8月27日 23:15   氏名:  太田   
所在都道府県: 東京    職 業:  その他  年 齢: 61歳      性別: male 

大学病院での診療 質問:
 私ではなく父親のことなんですけれども、10年位前にソフトボールが前歯に当たり 上前歯を二本抜きました。以来ブリッジで偽歯で頑張っていましたが年々隣の歯がぐら ぐらになって行き偽歯が広範囲になって行き困っていました。
 本人は出来ればしっかりした差し歯にしたいようで以前、歯医者さんに相談した所、 歯茎が弱っていて難しいと言われそのままでいましたが、すごい痛みを毎日毎日我慢し て物を食べたり消毒したりしています。とても悲しいです。どうにか歯槽膿漏を治して 総入れ歯にさせたくないのですが、予約を入れますので診療をして貰いたいです。本人 は諦めて我慢をしているみたいなのですが、見ているのが嫌です。
 大きい大学病院とかでも診療していただけるのでしょうか?
長生きして貰いたいのですが、死んでしまいそうで心配です。どうにか最新治療の大きな 大学病院に行かせることは出来ないでしょうか。出来れば紹介をして頂きたいのですが。 宜しくお願い致します。本当に困っています。

回答  東京からですか?
必要なのは高度な(誤った)治療よりも、ベーシックなコントロールだと思います。何れに してもまず現状を診断した上で、諸条件を加味して将来の処置方針を決めることになります。

 インプラントを念頭に治療を進めるべき状況かも知れませんが、その前に残存する歯の保護 を最優先に治療計画を進めてゆくべきでしょう。しかし、大学病院での診療をご希望でしたら、 私の話を聞いたら混乱するだけですのでいきなり大学病院に行かれた方が良いと思います。
 私の医院には、大学病院での治療に不満のある方が数多く来院されています。その最大の理 由は根本的な考えと処置方針の違いがあるからです。