日付、時間:2003年9月3日 6:51
氏名: リッキー
所在都道府県: 兵庫
職 業: 主婦
年 齢: 32歳
性別: female
質問:
歯周病治療のため通院したいと思っているのですが、歯医者恐怖症でなかなか実行でき
ずにいます。私の場合は痛みには耐えられるのですが、タオル等で目を隠される事と口を
長い間開けている事に抵抗があり恐怖を感じます。
大げさですが、身動きがとれない縛りつけられた様な恐怖や息のできない様な恐怖を感じ
てしまうのです。そこで質問です。
感想:
歯に対する認識が変わり、予防に力を入れていこうと思いました。 質問にも丁寧に分かり
やすく回答されており大変参考になります。 先生に救われた方が多いだろうと思います。
理解ねぇ…あると思いますよ。但し、甘えを許してわがままを聞くというたぐいのモノでは
ありません。「そんなに歯科治療が怖いのだったらなおのこと、定期的な歯石除去を続けなさい。
そうでないととんでもない事態に発展して更なる恐怖を味わうことになるし、現実問題としては、
手のつけられない最悪の事態になりますよ。」という対応です。
そのことを頭で理解して、歯石除去程度のメインテナンスは積極的に行なえるようでないと
満足のいく結果が得られないからです。
タオルは目隠しの意味ではなく、水が顔中に飛び散るからです。水浸し覚悟ならドーゾ申し出
て下さい。
何分かって計ったことないので詳しい時間はわからないけど、治療上の区切りがついた時や、患
者さんが苦しそうなしぐさをした時までというのが目安です。短めにしてくれと言われてもどの
適度が耐えられる範囲かは分からないので、それなりの合図をしてくれれば止めますよ。
初診時の所要時間は、状況によってかなりの巾がありますが通常、レントゲンを撮って、歯石
除去で1時間、そして説明に30分、かれこれ初診時の所用時間は2時間です。まぁまぁ、一気に
全部が無理だったら今日はこの辺でということも考えられます。
他に恐怖症の患者さんっていたと思うけど、今来院されている方は恐怖症だったことを感じさ
せられません。恐怖を克服できなくて来院を止めた人は、おそらく更なる恐怖におびえていらっ
しゃることだろうと想像しています。