歯肉縁下に及ぶものは周囲の歯肉を切除してから治療。
歯肉縁下のムシ歯

日付、時間:Mon Aug 16 0:50:18 Japan 1999    氏名: AY   
所在都道府県:石川   職 業:会社員   年 齢:25歳      性別: female  

質問:
数年前から歯茎がはれ出血していました。
最近、歯茎のはれや出血が治ったのですが、歯と歯茎のあいだのほとんどが虫歯になっていました。 治療することができるのですか?

回答  ムシ歯治療の原則は、歯肉縁上が基本です。だから歯肉縁下のムシ歯が治療できないという わけではありません。
まず出血し易く腫れた歯肉を健全な状態に戻すために徹底した歯石の除去を行って歯肉を 引き締めます。ムシ歯部分にも汚れが貯留しているはずですから、汚れの除去と同時に ブラッシングにより歯肉状態を整えます。

 この状態で歯肉縁上に現れたムシ歯はそのまま治療しますし、まだ歯肉縁下に及ぶものは 周囲の歯肉を切除してから治療を行います。

 “25歳で歯肉が腫れる”ということであれば、現状は歯肉炎ですがこのまま推移すれば 早期の歯槽膿漏が懸念されます。歯肉付近にムシ歯があれば汚れはますます貯留しやすく なりますので、ムシ歯の治療と歯石の除去を徹底して行い、定期的な歯石除去を 継続することが大切です。

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