最低限周辺のしスケーリングは行なうべきです。
歯茎の圧迫感

日付、時間:2003年11月12日 1:39   氏名:   岡山圭  
所在都道府県: 千葉    職 業:  その他  年 齢: 24歳      性別: male 

歯茎の圧迫感 質問:
 上の前歯4本を神経を抜いて土台を入れ、差し歯にしました。しかし、歯を削り差し歯が できるまでの間、仮の歯を入れたのですが歯茎の形に全く合っておらず、歯茎から2時間く らい血が出続け、血豆みたいのができ、ボロっととれました。
 その後、差し歯を入れたのですが、かなり歯茎がなくなってました。差し歯に削れた歯茎 の部分を考慮してか隙間があったのですが、以前の歯茎の位置までは隙間が開いていません でした。その後その隙間は歯茎が埋まったのですが、歯茎がもっと元通りに戻ろうとしてい るのか、歯茎の圧迫感が強くなりました。このような場合差し歯をはずして歯茎が埋まるス ペースを作ってもらった方がよいのでしょうか?

回答  生体の摂理として、健全な部分は速やかに回復します。回復を阻害するとか痛みがあると いうことは、炎症を起こし回復を阻害する原因が存在するはずです。補綴物を装着した限り 少なからず繋ぎ目にに段差ができて汚れが貯留してしまいます。この段差が余りにもヒドイ 場合には一旦除去して作り替える必要もあります。しかし多少の段差であれば人工物である 以上やむを得ないのでしばらく経過をみておいた方が得策でしょう。
 段差の状況によっては、研磨することで貯留を抑制しますので試してみる価値があります。 また、歯石や装着時のセメント残留も炎症の原因になりますので、最低限周辺のしスケーリ ングは行なうべきです。