日付、時間:2003年11月19日 0:22
氏名: MM
所在都道府県: 神奈川
職 業: 会社員
年 齢: 43歳
性別: male
質問:
右下の犬歯を知覚過敏の治療をしています(薬剤塗布とプラスチックで歯茎付近の削れて
いる箇所をカバー)。
3週間前、熱いコーヒーを飲んだら激痛が走り、すぐに歯科医にいったところ、菌がはいって
炎症をおこしているのだろう、と言われ、ボルタレンを渡されました。飲みましたが翌日ま
すます痛みはひどく、2時間ほどで薬が切れる状態でした。出張中だったので現地の歯科医に
行ったところ、知覚過敏の治療で神経が弱っているのでは、と言われました。1週間かかり、
痛みはなくなりましたが、今は歯が浮いた感じがします。知覚過敏以外は外観上なにも問題
ない歯だったので、戸惑っています。
知覚過敏の治療との因果関係も気になるし、医師への不信感もあります。アドバイスいただ
ければ幸いです。
何処から菌が入って炎症を起こしたんでしょうね。説明した歯医者も苦し紛れにその場限り
の説明をしたのだと思います。最もこの件に関しては、日本中の歯科医がそのような説明を
すると思います。
状況から推測して、熱いコーヒーを飲んだら激痛が走った時点ですでに神経が死にかかって
いたと思います。炎症の原因はおそらく歯槽膿漏でしょう。或る一定以上進行して歯槽膿漏
では、末期症状として歯髄壊死が起こります。現在痛みがなくなったのは、歯髄が完全に死ん
でしまったから。そして“歯が浮いた感じ”は炎症が根尖部に波及したためと考えられます。
このまま放置しておいたら半年後にグラグラになって抜け落ちてしまいます。
必要な処置はまず、当該歯の抜髄。そして歯槽膿漏にたいしては徹底した歯石除去。さらに
詰めたプラスティックが歯茎部分で不適合となり汚れの貯留を招いていまいかをチェックする
ことです。以上、全てお伺いした範囲からの推測ですので、事の真否はしかるべき担当医に診
断してもらって決めてください。