根本的な解決は、さし歯をはずして的確な根管治療を施すことです。
二人の先生で意見が違う

日付、時間:2004年1月13日 15:52  氏名:  ノコ  
所在都道府県: 奈良    職 業:  主婦  年 齢: 36歳      性別: female 

二人の先生で意見が違う 質問:
 10年以上前に治療した挿し歯(右2と3です)セラミックのものが今回激しく痛み出し、 日曜だったので休日歯科診療で抗生物質のお薬と痛み止めをいただきました。休日歯科で レントゲンをとってもらうと歯の根に膿がたまっており、治療しなおすこと(新しく挿し 歯を作り直す)を勧められました。ところが休み明けにかかりつけの歯医者で診てもらう と歯の治療よりも薬での根の化膿治療だけでよいと言われて、腫れが引いた後も治療は必 要ないということでした。治療をしても歯の状態が悪いので治療に耐えることができず、 抜歯になるとのことです。二人の先生で意見が違うのですが、私としてはまた再び今回の ような痛みで寝込むことを思うとしっかり治したいという気持ちです。本当に抜歯しか治 療方がないのか疑う気持ちです。素人の簡単な説明でわかりにくいと思いますが、ご意見 をいただければ幸いです。

回答  根本的な解決は、さし歯をはずして的確な根管治療を施すことです。その件に関しては 双方の意見は全く同じはずです。さし歯をはずす手間とリスクにかんする見解、それと根管治 療に対する技術と自信の違いが診断と処置方針を異なった結論に導き出しているだけのことで す。根本的な解決を望むならば、多少のリスクを冒してでも治療すべきです。その多少のリス クが不幸にして的中した場合に限って、薬でわずかな延命を試みた方が結果的には良い選択に なり得ると思います。

 私の場合、ほとんどの先生がダメという状況でも80%の確率で治療が可能だと自負しており ます。ましてや治療可能だと思われる先生がいる状況ですので、相当の確率で治療可能な状況 だとお見受けいたします。休日診療の場合、自分が行なうわけではないので多少強がりやミエ・ 建て前が混在しているかも知れませんが、担当された先生にはそれなりの勝算があったものと 思われます。担当された先生の名前は聞けば判ると思いますので、それを確かめて、その先生 の医院に押しかけていくのが最善の策だと思います。


返信:2004年1月14日 17:24
 お忙しい中、早くに質問に答えてくださって心から感謝申しあげます。河田先生のお言葉で 私のしっかり治したいという気持ちに決心をすることができました。休日診療の先生を探すか、 新たに治療を引き受けてくださる先生をみつけるかのどちらかにします。まだまだ長くお世話 になるであろう前歯なので根本的な治療を探し求めていきたいと思います。ほんとうに有り難 うございました。