日付、時間:2004年1月14日 4:09
氏名: あやこ
所在都道府県: 北海道
職 業: その他
年 齢: 27歳
性別: female
質問:
はじめまして。よろしくお願い致します。
1週間前なのですが、歯がしみるので「(4)の歯」歯科医院に行き、知覚過敏だと診断
されました。しみり始めたのは11月ぐらいで、冷たい物を食べた時少ししみるぐらいで、
そんなに苦痛には思ってはいなかったのですが、早い方が良いと思い通い始めました。
1回目の治療は、レントゲンをとって薬を塗ってかりの物をかぶせてもらいました。そ
の時はすっかり良くなって、しみりませんでした。2回目の治療では、そのかりのかぶせ
物を取って、歯も削られたと思います。そしてかぶせものをしました。そして先生が「
少し歯をスマートにしたので、またしみるかもしれません。その時は言って下さい」と
おっしゃいました。5日後ぐらいから歯が痛み出して、1週間後には歯が痛くて眠れない
程になりました。
また同じ歯科医院に行くべきでしょうか?
普通知覚過敏の治療で、歯を削るものなのでしょうか?
治療前より、辛い状況なのですが、どうしたら良いのでしょうか?
よろしくお願い致します。
「ちょっとしみるので早や目に」と思っていらっしゃる方が多いと思います。この知覚過
敏がむし歯に起因する場合、とんでもない誤解なのです。この状態というのは、むし歯の末期
で、すでに歯髄炎を起こしている状態ですのでほとんどが抜髄の対象になってしまいます。
早い話しが手遅れ。それでもできるだけ神経を保存したいので歯医者は様々な手段を講じます。
その結果、稀に抜髄を免れることがあります。最善を尽くしたにも関わらず結果が思わしく
なかった時…今回のようなケースですね。多くの方が歯科医に対して不信感を持つのが現実
です。しかし、これはとんでもない誤解であって、治療に対する理解不足です。
確かにここから先の治療、抜髄・根管治療・クラウン装着・歯槽膿漏治療などは非常に
お粗末な治療です。信頼できる歯医者の治療とは、痛みが起きるはるか前の状態だけかも
知れません。今回のケースは、知覚過敏という言葉の説明が不十分だったように思いますが、
状況からかなり進行したむし歯だったように思います。従って抜髄もやむを得ない状況の
ように推測いたします。