切開の大きさは術後の痛みと比例しません。

内頬を切開

日付、時間:2004年2月3日 10:49  氏名:  小林   
所在都道府県:  東京  職 業:  その他  年 齢: 30歳      性別:  male 

内頬を切開 質問:
 下の親知らずが2本生えており、一本を先日大学病院の口腔外科で抜いたのですが、 抜いた親知らず側の内頬が切られて、縫われているのです。これって治療のひとつなので しょうか?
斜めに生えているので、歯茎を切ってあごの骨も多少削らないといけないかもしれないと は言われていたのですが、内頬を切開するなんて聞いていなかったし、抜いた所の痛みは まぁ、予想以下の痛みで、問題ないのです。でも内頬が切れている痛みがけっこうすごく て、水がものすごく滲みます。失敗したのであっても、治療法でも言ってくれていれば、 注意もしたのに内頬の痛みに気づき家に帰って口の中を見て、頬の傷にびっくりです。 唇も間違って切られて(これは、あっごめんねとその時謝られたのですが) あと1本をこの病院で抜くのは、止めた方が良いのでしょうか?

回答  通常傷口が小さい程痛みが少なく、上手な手術だと考えられていますが、切開の大きさは 術後の痛みと比例しません。それよりも、切開が少ないために抜歯にてこずって無用な外傷 を与えた方が術後の痛みが増幅してしまいます。今回の痛みはこの“無用な外傷”に該当す るように思います。
 親知らずの状況によっては内側の切開が必要な場合もありますので一概に無用な切開とは 言い切れないかもしれませんが、もう1本抜くのであれば他の大学病院にでも行かれた方が 無難でしょうね。