日付、時間:2004年2月11日 0:34
氏名: さつき
所在都道府県: 東京
職 業: 学生
年 齢: 21歳
性別: female
質問:
はじめまして。1ヶ月前より、前歯の根の治療を行っていますが直りません。治療中、
先生はよく「根の調子は悪くないみたいなのになぜこんなに続くのかわからない」と口
にします。最終的に先生には歯根端切除術をするしかないのかもしれないといわれてい
ます。私としては、歯根端切除術は避けたいと思っています。しかし、今までどおりの
治療を続けていつか治ることはあるのでしょうか?
痛みはありますが、我慢できないほどの痛みではありません。
現在は3日に一度ぐらいの割合で通院しています。最初はなるべくつめて通院するよ
うにと言われたのですが、最近は通院の間隔がつめすぎなのかもしれないとも言われは
じめました。通院の頻度の目安としてはどれぐらいがよいのでしょうか?
1ヶ月間、約3日に一度の割合で通院しても治らなかったので、来週、一端、つめてしま
ってしばらく様子を見てみましょうといわれています。私自身も、ふたをあけて治療す
ると余計に痛くなるときもあるので一端、つめてしまってもいいかなとは思っています
が不安もあります。このような治療でよいのでしょうか?
“根の治療”といえば、全国的に貼薬(消毒)と称して数週間から数年にわたってこの
ような処置が行われています。消毒ですから治療間隔が短い方が良いはずなのですが…、
実態は生体組織に有害と思われるような薬を使いま
すので貼薬のたびに痛くなるという話をよく聞きます。
貼薬なんかしない方が良い…するべきではないというのが私の見解です。治療の基本
は、あくまでも有機質である歯の神経を可及的に取り去ったのち、速やかに生体親和性
の良い根管充填材で密封すべきです。その観点から申し上げて、速やかに詰めてしまった
方が良いという結論です。@有機質の残存がなく、A親和性の良い充填材でB密封に問題
がなければ速やかに治癒するはずです。もし予後に問題があるとするならば、上記3点のど
こかに問題があることになります。