お金を貯めてからでもインプラントという選択が良いと思いますよ。

乳歯がぐらぐら

日付、時間:2004年2月11日 23:20  氏名:  H.K   
所在都道府県:  東京  職 業:  その他  年 齢: 23歳      性別:  female 

乳歯がぐらぐら 質問:
 私は左下5に永久歯がなく、現在乳歯で歯がぐらぐらの状態です。そこで親不知の移植 を考えていますが平均寿命は約五年とのことで悩んでいます。ブリッジで先々他の歯を失 うのは嫌ですし、インプラントは費用の面から今すぐは無理です。
移植手術自体の成功率はどのくらいなのでしょうか。
また親不知が三本はえているのですが、条件さえあえば何回でも移植できるのでしょうか。
それから前歯二本の神経を十年程前にとっていてかなり変色が気になります。歯医者で差し 歯を薦められましたがその際のデメリットや他の方法を教えてください。

感想:
 歯のことで悩み始めてからいつも拝見させて頂いています。とても参考になります。

回答  親知らずの移植自体は100%かもしれません。移植歯といえども完璧な根管治療が必要です ので、実際の成功率は根管治療の腕次第で、担当医によっては50%くらいまで低下するかも しれません。それらが成功したとして、平均寿命が5年ですのであまりお勧めの方法とは 言えません。また費用面でも10万円くらいは必要になるでしょう。 それと実際問題、乳歯の あったスペースに植えるわけですので、それに見合った小さな親知らずがあるかどうかも問題 です。すぐに移植を考えないで、お金を貯めてからでもインプラントという選択が良いと思い ますよ。

 補綴物装着後に根尖病巣がみつかると非常に厄介なことになりますので、さし歯を行なう にあたっては、根管治療の成否を十分確認の上行なうようにして下さい。さし歯のメリット は審美性の確保だけです。他の方法としては、漂白による審美性の向上ですが、満足できる ような回復は望めないと思います。10年経てばさすがに変色も著明になっていると思います ので、いずれさし歯はやむなしだろうと想像いたします。大切なことは、今後抜髄などに 至る事がないように、定期的な検診や歯石除去を含めたケアを行なうことです。


返信:2004年2月17日 22:02
 2月11日に左下5番の親不知の移植についてメールした者です。実は乳歯がぐらぐらし始 めたのはもう五年程前のことで、現在ではいつ抜けてもおかしくないと言われる状態です。歯 ぐきが下がって歯根が露出し、時々膿のようなものが出ています。それで、移植を前提として 大学病院を含めいくつか大きなところをまわってみたのですが、あまり説明をしてくれなかっ たり、殆ど経験のないような印象をうけたりしました。移植をするにあたって十分な経験や説 明を求めるには開業している所の方がいいのでしょうか。
 親不知については、どの病院でも移植可能とのことでした。インプラントの費用がたまるま で移植でつなげたら…と今は思っています。どういう基準で病院を選べばいいでしょうか。悩 んでいます。

感想:
 先日は丁寧に答えて頂きありがとうございました。今後は定期的に歯科に通い、なるべく 自分の歯を残したいと思います。

回答:
 インプラントが今みたいに信頼がなく、普及していなかった10年以上前に一時的な緊急避難 策として局所的に普及した歯牙移植です。それ以外は、大学病院で実験的?に行なわれている にすぎません。事故による脱臼を元に戻す再植でさえ経験のない歯科医が多いと思います。
 それについて詳しい説明とかを求めても、ほとんどの歯科医にまともな回答は望めないと 思いますよ。またその程度の治療ですので、あんまり真剣に考えない方が無難なような気も します。