乳児は元来、乳を吸うせいか下顎前突気味です。。

全て反対咬合です

日付、時間:2004年4月7日 20:36  氏名:   M.Y   
所在都道府県:  福島  職 業:  会社員  年 齢: 26歳      性別:  female 

全て反対咬合です 質問:
 現在1歳になる子供がいます。だんだん歯が生え始め、上の歯4本と下の歯2本生えましたが、 全て反対咬合です。親もそうなので、遺伝だとは思うのですが、今から矯正せずに、地道に治 していく方法はあるのでしょうか?ないとすれば、いつ頃矯正して、費用はいくらくらいかか るものなのでしょうか?

  回答
 乳児は元来、乳を吸うせいか下顎前突気味です。反対咬合までいくかどうかはともかく、 切端咬合程度は珍しいものでがありません。そのほとんどは、永久歯列に変る頃に解消されま すが、骨格の形態が遺伝することは十分に考えられます。

 強制的に下顎を押さえつけるとか押さえつける装置を施せば抑制できるとはいうものの、 現実問題多くの副作用的障害が懸念されますので、現実問題としてこの時期に有効な治療 法はありません。強いて言うならば、親のしつけでしょうね。怒った時などに下アゴを突 き出す癖があるようならば、その都度注意して癖を改めるよう注意することが必要です。

 一般的な矯正時期は小学校の高学年ですが、前歯が永久歯に生えかわる5歳ころから矯正 の診断を受けて必要な対処を行なうことが有効なケースが多いように思います。医院によって 費用は異なりますが、その頃の矯正費用は比較的安く20万円前後だと思います。それで改善 すれば良いのですが、本格的な矯正が必要な場合には100万円程度の出費を覚悟しなくては いけない事態に発展すると思います。