歯石がなくなれば、ホルモンや体調に関係なく歯肉炎は治まります。

妊娠性の歯肉炎

日付、時間:2004年4月14日 0:19  氏名:  k、m   
所在都道府県:  大阪  職 業:  主婦  年 齢: 28歳      性別:  female 

妊娠性の歯肉炎 質問:
 妊娠7ヶ月です。歯茎の出血と歯が滲みるのに悩んでいます。何も食べなくてもジンジン するのですが冷たいものを飲むと特に辛いです。歯科に行っても妊娠中独特のものだから産 後には治ると言われ、大した治療もなく痛みも出血も治まっていません。出血はパンを食べ ただけで出ます。
 治療は洗浄とうがい薬、あとレーザーで痛みを和らげるというものでしたが。。。
どこの歯科医でもおなじようなものでしょうか?
歯茎が歯から浮いていると言われましたがこのまま放置していていいのでしょうか?
現在、歯が滲みてうがいも苦痛ですし食欲もあまりわきません。

  回答
 妊娠中はホルモンのバランスが崩れたり、体調不良が重なったりで歯肉の炎症を起こしやす いと言われています。一般に妊娠性歯肉炎と呼ばれ、お産後体調が戻れば治ると言われていま す。ということであれば、歯科医として別段することはないとも解釈できますが…。

 要は、抵抗力が落ちて歯肉が炎症を起こしているということですが、炎症を起こすべき原因 が何もなければいくら抵抗力が低下しても炎症は起こしません。さしずめ、歯肉炎症の原因は 歯石ですので徹底的に歯石を除去すべきです。歯石がなくなれば、ホルモンや体調に関係なく 歯肉炎は治まります。

 それと、これを機会に定期的に歯石除去を行なう習慣を身に付けてください。今のような炎 症やそれ以下の炎症であっても歯を支えている歯槽骨を着実に破壊していますので、遠くない 将来、必ず重症の歯槽膿漏として苦しむことに成ってしまいますよ。