症状が出てからだと「抜歯しましょう」と歯医者も言い易い。

治る確率は 50%かな?

日付、時間:2004年5月12日 11:13  氏名:  kazu   
所在都道府県:  岡山  職 業:  その他  年 齢: 31歳      性別:  female  

治る確率は 50%かな? 質問:
 1年程前、親知らずの治療で歯医者さんにかかっていた時レントゲンで左の(7)に根 尖病巣があるといわれました。この歯は、7、8年ほど前に治療済みの歯なんですが、そ の時の根管治療の時に大変腫れて困った歯です。根尖病巣(大きい)といわれたものの 全くといって自覚症状はなく治療をするべきか悩んでいます。
その時(1年程前にかかった)の歯科医さんは、私の歯なら治療しますが、治る確率は 50%かな?といわれました。治らなければ、抜歯することになるといわれました。でも、 歯の病気から稀に体の病気になる方もいるんで治療を勧めるということでした。現時点 でも、自覚症状はありません。ですが、あれから1年程たち治療をするべきなのかな?と 悩んでいます。痛みもないうえに、抜歯という言葉にかなりの不安があります。自覚症 状がなくても、大きい根尖病巣は治療をしたほうがよいのでしょうか?

回答
 “治る確率は 50%”そんなところでしょうね。あせって治療しなくっても、症状が出て からでも確率は同じです。しかし、症状が出てからだと「抜歯しましょう」と歯医者も言い 易いし、患者さんも納得し易いのが落とし穴です。治るか治らないかは根管治療と根管充填 の完成度の問題です。

 それと、1年前に治療した時からすでに病巣があったということですので、それが大きく なっているのかどうかという点が重要なポイントです。症状もなく単に病巣が小さくなって いないというのであれば、症状を引き起こしたり悪化させることのない程度の完成度と考え られますのでむやみに刺激するよりはそのまま経過をみておいた方が無難です。拡大傾向に あるのであれば、隣の歯を巻き込む前に治療すべきですのでその時期を模索する必要があり ます。