日付、時間:2004年6月8日 13:30
氏名: M.N
所在都道府県: 愛知
職 業: 会社員
年 齢: 41歳
性別: female
質問:
始めまして。歯槽膿漏で悩んでいます。左奥下の6番・上の7番が歯槽膿漏で歯根も溶けて
ないとの指摘を歯医者で受けました。今の現状は全部の歯が虫歯治療してあり左の歯奥歯全
部が一緒に被せてあります。左下6番の歯が歯槽膿漏で動くので他の5.4番の歯も一緒に動い
てしまいます。でも、5.4番は抜かなくてもいいとの事です。何軒かの歯医者に行くんですが
抜かなくてはならない状態との事です。
先生のHPを見て抜かずに現状維持をすると言うのを読んで先生の写真見解を見てもわか
らない状態です。今動いている歯を抜かなくては4.5番の歯も駄目になってしまうんでしょう
か?
今動いている歯を抜くとか抜かないの前に、今まで通りの治療やケアでは今何ともないと
思っている歯も順次同じ運命をたどっていくという認識が必要です。まず悪くなった部分に
ついては“過去を精算する”為の徹底した歯石除去やむし歯治療を行ないます。そののち、
二度と進行させないように毎月の歯石除去を中心としたメンテナンスを行ないます。それに
より新たな疾患の発生を抑制すると同時に、進行を抑制します。そうすれば、健康な部分は
そのまま生涯健康を維持することができます。そうすることにより、今危ないと思っている
部分についても延命が可能になるということになります。
基本はあくまでも上記の通りですが、個々の歯の治療方法や方針はそれぞれの状況に応じ
て考えなくてはならないでしょう。