できるだけ妊娠期間中の治療は避けたいところではありますが…

むし歯治療後の痛み

日付、時間:2004年6月23日 14:02  氏名:  shr   
所在都道府県:  千葉  職 業:  主婦  年 齢: 29歳      性別:  female  

むし歯治療後の痛み 質問:
 現在妊娠4ヶ月後半です。第二子妊娠前に歯の治療は済ませました。が、妊娠が発覚し た辺りから治療した右下奥歯(7)が痛み始めました。食事を右で噛めない・歯がしみる といった症状です。病院にも行きましたが歯には特別異常はないそうです。考えられると したら治療した歯の虫歯菌が残っていてそれが悪さをしているか、治療の際の刺激(結構 深いところまで虫歯でした)が残っていて疲れが出たときに神経を刺激するのではないか とのことです。
 様子をみてくださいと言われましたが1ヶ月経った今でも症状は変わりません。ここ 2,3日は腫れていて、痛みも強くなっています。今後出産まで我慢するのはつらい ので、治療方法としてどんな選択があるのか教えてください。

 あと妊娠前の治療のときに神経の刺激が残りそうな場合神経を抜く治療もいっしょに行 うべきではなかったのかと先生の不信感も募っています。妊娠中に極力治療を避けたいと 思っていたので不安です。

回答
 できるだけ妊娠期間中の治療は避けたいところではありますが、必要な処置を先延ばし することはできません。また一方で、安定期である妊娠4〜8か月であれば積極的に治療 すべきという見解もあります。

 お伺いした症状から察するところ、選択すべき治療は抜髄です。それだったら妊娠前に という不信感をお持ちのようですが、この不信感は困りモノですね。できることなら神経 を取らずに保存的な方向で治療を進めるのが患者さんと歯科医の共通した願いだと思いま す。その方向で治療を進めた結果が裏目にでたからということを不信に繋げる風潮が前面 にでてしまうと、疑わしきは抜髄/抜歯という処置方針に流れてしまいます。