根管治療しても治らないのが当たり前と考えた方が正解に近いと思います。

根管治療を始めました

日付、時間：2004年9月15日 22:39　氏名：　ＫＫ　　　
所在都道府県：　神奈川　職　業：　主婦　年　齢： 31歳　　　　性別：　 female　　

質問：
　はじめまして、よろしくお願い致します。
今年の４月から左の１番の根管治療を始めました。２,３度清掃した後に薬を詰めセメントで蓋をしておいたまま５ヶ月様子を見ていたのですが、昨日レントゲンを撮ったところ、根元の影に全く変化が見られないし、この感じだと今後も治る見込みは少ないと言われてしまいました。
　虫歯の進行もあって差し歯にする予定でしたが、この状態ではそれも出来ないのでとりあえずプラスチックの詰め物をして、定期的にレントゲンで確認していき、今より病巣が大きくなって症状が出てきた時に抜歯すると…。私としては根管治療をすれば治るものと簡単に考えていたのでかなりショックでした。

そこで質問ですが、

根管治療しても治らない事はよくあるのですか？

この場合、納得できるまで転院をした方が良いでしょうか？
ちなみに、左４番も根管治療中です。クラウンの下で虫歯が進行していたのに気づかず放置してあった物です。虫歯が歯茎の中までいってるので、被せる前に歯茎を削る手術をしないといけないらしいです…。

感想：
　いつも歯の疑問はこちらで調べさせて頂いてます。私も一日も早く歯の悩みから開放されたいものです。

　一般に根管治療しても治らないのが当たり前と考えた方が正解に近いと思います。確率は50％以下だろうと推定しています。根管治療の実態をこのホームページでもっと勉強してください。何故全国から毎日のように河田歯科医院まで治療にくるのか。それが分かれば、歯の神経を取るような事態になるまで放置しておくことがどれほど恐ろしいことかが分かっていただけると思います。的確な根管治療が行なわれたならば、治る可能性は十分あると思いますがそれを行ってくれる歯医者がいかに少ないかがお分かりいただけるでしょう。

　今行なわれている治療、色々と問題点はあるようですが最大の焦点は今痛みや症状があるかどうかです。ないのであれば、さっさと根管充填を行うべきです。レントゲン的に骨が回復するのには９か月以上かかります。反対に痛みや排膿などの症状があるようだと治療方法に問題があるのでさっさと転院した方が良いでしょう。

　歯茎を切ること自体それ程恐れるものではありません。ちょっと切って少し痛い思いをするかも知れませんが、必ず治りますので心配無用です。