要はケア次第。

15年前の再植

日付、時間:2004年9月21日 9:48  氏名:   KM   
所在都道府県:  広島  職 業:  会社員  年 齢: 28歳      性別:   female  

15年前の再植 質問:
 中学1年生の時に事故にあい、歯の部分を強打して右の前歯が抜けてしまいました。 その際、治療していただいた時、歯並びは悪くなかったのにさ「保険適応だから」と矯正 され左の歯も小さく削られました。そして右の歯の歯茎の位置が大きく上に上がり、かぶ せてある歯がすごく長くなってしまいました。「口の中で見えないからいいよね。」と言 われました。その時から歯茎の状態は悪かったように思います。
 15年くらいたった今、他の歯の虫歯で治療に行った際に前歯を見られ、歯茎もはれて いるし、状態が非常に悪いからとのことでレントゲンを取った際、レントゲンに差し歯の 根元がほとんど黒くなっていて、歯の根っこがほとんど溶けているから、治療したほうが いいといわれました。
 差し歯を取ってみて初めて直せるかブリッジするか決まるが、ほとんど手遅れですから ブリッジになると思う。と言われました。インプラントはあまり持たないし、年をとった 人がやるから年齢的に若いからしないほうがいいと言われましたが、両サイドの歯も事故 で強打しているし左前歯に関しては元の歯を削って小さくしてますし、他の歯医者さんで 以前溶けかかっていて弱い歯だといわれましたし、両サイドの歯の表面にうすくヒビが入 っていいるのでブリッジした際に支えられるか心配です。
 あまり知識もなく将来的に健康な歯もだめになって行くかもしれないので治療にいく勇 気もありません。色々HPの質問などを見させていただき、歯の根が溶けているのは「根 管充填?」という方法で治療できるのかな?と考えたり、ブリッジで歯を支えきれずまた 健康な歯もだめになっていくかも知れないという不安でそのことばかり考えてしまいます。 やはりインプラントというのは28才という年齢ではしないほうがいいんでしょうか?

回答
 上手くいけば30年以上もつものもありますが、再植して15年使えば成功の部類に入ります。 歯根吸収してしまった歯の根管充填は99%不可能です。ごまかしながら使える所まで使うと いう選択もありますが、何れ遠からず抜歯になることは避けられない状況だと思います。

 抜歯後の選択としては、できるだけ周囲の負担を軽減させる為にもインプラントが最善の 選択です。若いからダメという根拠は一体どこような事実と価値観から導きだされたのか わかりません。寿命が10年だから、70歳過ぎてから植えないと一生モノにならないよという ような発想のように思います。確かに健全と思われている他の歯だって、今までの手入れで は30年後にはダメになってしまうでしょう。そんな状態で天然歯より弱点の多いインプラン トを植えても最大30年しかもちません。要はケア次第。ご自身の歯を生涯保つことができる ようなケアを実践されたとすれば、インプラントも一生保つ可能性が高いと思います。ケア の方法とその効果、インプラントに対する考え方についてはこのホームページにも沢山記載 していますので、是非じっくり読んで検討してみてください。