的確な根管治療は1回か2回でたいした痛みも無く終わります。

現在妊娠6wです

日付、時間:2004年9月22日 3:48  氏名:   ruria   
所在都道府県:  茨城  職 業:  医療関連  年 齢: 30歳      性別:   female  

現在妊娠6wです 質問:
 初めて質問させていただきます。現在妊娠6wです。
左上7番が知覚過敏と診断(H15年8月)され、一月に一回歯石除去を兼ねて歯医者を受診 していましたが、今年の(H16年)7月頃から左顎周辺に違和感と鈍い痛みが続いた為、他 院で改めてレントゲンを撮りました所、左上7番と左下6番の金属の下がおそらく虫歯になっ ているとのことでした。治療方針としては、「麻酔とレーザーを使って治療をする」か、ま たは「穴をあけて神経を殺すお薬を入れるか」のどちらかになるとのことでした。
 現在妊娠中であり、なるべく8w頃までは治療を避けたいのですが、左上5番と6番の間が 疼くような違和感と、左下から顎にかけて鈍い痛みと軽い頭痛が特に就寝時にみられ、治 療をすべきかどうか悩んでいます(歯の上から叩いても痛みはありませんが、左下の5番6 番の歯肉をおと違和感があります)。先生は、現在、それほど痛みが無ければ「神経を殺 すお薬を使用したほうが安全性がある」とおっしゃっています。

 私の最近の歯の治療状況ですが、左下5番(H16年4月)の治療時に神経を殺すお薬を使 用され、その時、2.3日寝られないほどの痛みがありました。その後、左下の7番(H16年 7月)は歯槽膿漏と診断され根管治療をしました。その時は、就寝時のみ、左顎から左下に かけて40分寝ては20分痛むという様子が一週間程続き、その時処方されたロキソニンやポン タール、SG顆粒も効き目がなく、就寝時の歯軋りや噛み合せに問題があるかもしれないと のことで、矯正歯科も受診しましたが原因は分かりませんでした。
 細菌感染があるかもしれないとのことでケフレックス(250)を処方されました。痛みは 1週間ほどで収まり、左下の7番の治療も終了し、これから左下6番と左上7番の治療に入る時 に妊娠していることが判明した為、様子見という形で治療を見合わせていました。

 神経を殺すお薬での治療を選択するなら早いほうが良いと言われましたが、お薬を入れた あとの治療もよく分からないので不安です。お忙しいとは存じますが、アドバイスを宜しく お願い致します。

回答
 妊娠6wといえば相当不安定でしょう。そんな時期に神経を殺すお薬( 亜ヒ酸?)って最悪の選択です。麻酔のなかった昔ならいざ知らず、最近でも麻酔の効か ない限られた症例には亜ヒ酸もやむを得ない選択ですが、できるだけ使いたくない方法です。 何れは抜髄しなくてはいけない状況のようにお見受けします。しかし、今緊急的な痛みがない のであれば安定期といわれる4か月〜8か月の間に抜髄した方が良いでしょう。

 また、過去の治療歴からしてあまり良い印象は感じられません。的確な根管治療は1回か2 回でたいした痛みも無く終わります。「何で痛いかわからない」って、的確な根管治療ができ ていないからだと思います。それをもう一度同じ治療を受けることについては、疑問を感じま す。できれば転院して安定期に治療された方が良いと思います。


返信:2004年9月23日 16:40
 早速、お返事をいただきとても嬉しく思います。以前、神経を殺すお薬を使用された時はと ても痛かった為、不安に思い先生にメールを送らせていただいた次第です。安定期まで様子を 見て、どうしても痛みに耐え切れなくなりましたら、他院で診察、治療を受けることにします。
先生のアドバイスやホームページはとても心強いです。お忙しい中、本当に有り難うございま した。