日付、時間:2004年9月23日 0:19
氏名: M.N
所在都道府県: 埼玉
職 業: 主婦
年 齢: 25歳
性別: female
質問:
はじめまして。10年程前に虫歯が悪化して左の前歯の神経を取ってもらいました。その
後、何も問題なく過ごしていたのですが、2年前に神経を取ってもらったところが徐々に腫
れてきて、痛み出し、左側の鼻や頬まで腫れてしまいました。当時勤めていた会社の近くの
歯医者で見てもらい、そのときは抗生物質と歯に穴をあけて洗浄する治療で腫れは治まった
のですが、その後半年に1回位のペースで腫れが起こるようになってしましました。前回は
見てもらい、再度歯に穴をあけて洗浄してもらい、抗生物質を飲んでいたら、なんと左の鼻
から膿が出てきて腫れが治まりました。今回、1ヶ月前くらいから徐々にまた腫れ出して、
いつものように治療してもらっていたのですが、今度は痛みも出てきたので、別の口腔外科
を紹介され、頬部蜂窩織炎と診断されて口腔内消炎手術を受け、膿をとってもらいました。
普通は2〜3日で膿はでなくなると言われたのですが私の場合ずっと膿が出続けているの
で何か原因があるといわれ、CTをとってようやく歯根のう胞だと言われました。そしても
う過去に何度か腫れてきているので、神経のあったところに樹脂をうめて、それが終わった
ら歯根端切除を行うと言われています。この治療法であっているのでしょうか。もし、まだ
根管治療で治る見込みがあるのなら、河田先生に診てもらいたいと考えているのですが、教
えてください。よろしくお願いします。
感想:
このHPをみて、同じような症状や悩みを持っている方がいることを知り、励まされてい
ます。
まぁ何もCTまで撮らなくっても、2年前の時点から根管治療の不備による根尖病巣である
ことは明らかなのに皆で的外れなことばかりやってるような印象を覚えますね。これが日本
の(場合によっては世界の)歯科医療レベルだから仕方ないかもしれません。おまけにトド
メは成功率10%以下の歯根端切除で抜歯への最短コースを選択で
すか。
原因はあくまでも神経を取った際の根管治療の不備です。それに何らの手立てを講じない
で膿みを出したり抗生物質を飲ませても治る見込みは全くありません。一応根管治療はして
いるみたいですので、それが本当にキチッと治療できたならば歯根端切除は不要どころか
治癒率を極端に低下させてしまいます。また、その根管治療が不十分であったならば、いくら
手術をしても無駄どころか再起不能な状態に追い込んでしまいます。あまり変な根管治療を
されたら後始末が大変になって治癒率も低下させてしまいますので、もしいらっしゃるので
あれば余計な治療はしないで早や目にきてください。