日付、時間:2004年10月27日 20:00
氏名: 西山
所在都道府県: 東京
職 業: 歯科大学生
年 齢: 21歳
性別: female
質問:
スケーリング、ルートプレーニングを阻害する因子とは、どのようなものか教えてください。
局所因子としては、歯列不正・不良補綴物・開口不能・嘔吐癖など物理的に除去操作
を困難にする要素が考えられます。
患者サイトの問題として、歯槽膿漏や歯石の怖さに対する理解がないために、スケー
リングやルートプレーニングによる痛みや一時的な知覚過敏を容認できないことが挙げ
られます。
最後に最も大きな要素として、歯科医自身が歯槽膿漏の原因が常在菌による感染症だ
と誤解し、プラークコントロールを推奨してスケーリングやルートプレーニングを軽ん
じていることだと思います。炎症の本質は、異物排除反応。この要素を最も重要視して
いるのは私だけかもしれません。