茶渋とり

日付、時間：2004年11月16日 17:30　 氏名： 　AB 　　　
所在都道府県： 東京 　 職　業： 　会社員　 年　齢： 46歳　　　 　 性別： 　 female　　

質問：
　歯医者さんに一年に一度来なさいと言われたり半年だったり、３ヶ月だったりします。 歯周病はまったくないといわれてます。行くと、茶渋とりますといって、歯科衛生士が、 ゴムのようなものがついた機械で、歯を研磨します。とくに、歯を白くしようとは、希望 しておらず、頻繁に歯を研磨することで、歯のエナメル質が薄くなったり、けずられてな くなったりしないか、心配です。
　審美等がはやってすが、わたしは、歯を長持ちさせることが、至上課題で、うつくしさ は、三のつぎの重要性です。茶渋とりの、研磨はしないほうが、歯の寿命を延ばすために はよいでしょうか。歯を白くする歯磨き粉（研磨剤入りや研磨剤なし）はどうでしょうか。

　タバコライオンみたいに極端な研磨剤入りは敬遠すべきですが、通常の歯磨き粉は別段 問題ないと考えております。研磨剤なしや歯磨き粉自体を否定されている先生もいらっし ゃいますが、その場合どうしても茶渋などの色素沈着が生じてしまいます。茶渋があって も健康には影響がないとは言っても、あえてそこまで汚くする必要もないでしょう。

　逆に茶渋を取るために定期的にラバーカップ（ゴムのようなもの）で研磨するよりは、 むしろ通常の歯磨き粉で取れる範囲で十分だと思います。私の医院では、毎月のメンテナ ンスでエアフローと呼ばれるスプレーのようなものでプラークや色素沈着を除去します が、良くも悪くも歯の健康という面ではさほど貢献していないと思っています。歯の健康 を考えるならば、例え歯周病はまったくないと言われても（そんなはずはないと思って います）超音波スケーラーによる歯石除去を定期的に行なうのが最も有効だと確信して おります。