できるだけ睡眠を多く取る様心がけてください。

心臓がドクドク

日付、時間:2004年11月23日 9:43  氏名:   HY    
所在都道府県: 福岡   職 業:  学生  年 齢: 22歳      性別:   female  

心臓がドクドク 質問:
 先生こんにちは。さっそく質問なんですが、
先週歯石除去のために歯科医院にいったのですが、その時に左上第1大臼歯(6)の銀歯 がなくなっていた事と、その下の歯の(第1大臼歯6と大2臼歯7)の虫歯を指摘されま した。歯科医院に通うのは中学生以来なのでこのまま虫歯がさらに悪化するのも嫌なので、 この際全て治療してもらおうと思い先週から通っています。

 先週は銀歯が取れていた右上の大1臼歯6のみの治療をしてもらい、それは少し器具で削 り新しい銀歯ができるまでの間のつめ物する、といった感じで何事もなく終わっりました。 昨日は下の2本の虫歯の治療に行ったのですが、第1臼歯6の歯は銀歯の中で虫歯になって いたらしく、かなり深く削らないといけないので麻酔を使うとの事でした。1番最近では中 学生の時に神経を抜かないといけない際に麻酔注射を使用しました。その時はなんともなく それ以前の麻酔を使った時も何の異常もなかったのですが、昨日の治療の麻酔注射を打ちは じめた際に、すぐに心臓が激しい運動をした後のようにドクドクしだし、その後手、足が震 えだして少し具合が悪くなってしまいました。
 今まで麻酔を使ってもこんな経験なかったので、これが何か分からず、口の中に注射を打 たれているという事もあって自分から言い出せなく、こんな治療の真っ最中に具合が悪くな ってしまった、どうしよう・・・と思っていたのですが、先生が私の異変に気ずき「心臓が ドクドクする?」といって途中でやめました。心臓のドクドク間は最初激しく5分ぐらいし てようやく大丈夫な感じになって、手、足の震えは小刻みにひどく10分〜15分してなん とか落ち着きました。
 その後の治療は麻酔なしで進めていって、先生が「麻酔は効いてないと思うけど、麻酔は ちょっと使えないから痛み我慢してね」といって治療を始めたのですが、私的には激しい痛 みもなく麻酔が少しでも効いているのではないか?と感じました。今まで麻酔を使ってもこ んな異常はなかったのですが、今回このような経験をして、これから麻酔を使う治療の際は 毎回こんな感じになってしまうのではないかと不安です。

 私は高校生ぐらいの時からたまに左の胸下が痛くなり、時には息をすると何かが切れそう な感じを受けることもあり、最近ですが動悸のようなドクドク感も、運動をした後でもなく ただベットに横になってリラックスしてる際に何度か感じた事があります。学校の健康診断 (レントゲン写真など)での結果は異常が出た事はありません。今年もそうでした。
あと、今年の春ぐらいから左の顎下にしこりができ、少しずつ大きくなっていたので、病院 で調べてもらい触診、血液検査、エコーをあてたりなどしてリンパ節炎という事で、しこり もそのうちなくなるといわれましたが、今もまだそのままの状態であります。私はその1年 ぐらい前にも急性リンパ節炎にかかって、その時は同じ左の首でしたがしこりではなくコブ のように腫れ、点滴、飲み薬などで1週間ぐらいで治りました。2回目のリンパ節炎は薬な どはもらいませんでした。

 まだシコリはあるのでこのようなものが何か関係して今回麻酔を打った際にたまたまこん な状態になってしまったのでしょうか?
もう一つ私は中学生の時水泡状の帯状疱疹にかかったのですが、今年もそのシコリができた のと同じぐらいの時期にまた帯状疱疹になりました。
帯状疱疹は抵抗力などが弱っているとかかると聞いたのですが、この抵抗力なども関係して今 回麻酔を打った際に何か影響が出てしまったのでしょうか?
歯科医院の先生はなぜこのようになったかを詳しく説明がなかったので、あれこれかんがえ てしまい不安です。今までなんともなかったのにこのようになる事はあるのでしょうか?
先生の意見をお聞かせください。長い文章になってしまいすみません。

回答
 体質的に抵抗力が弱いということが基本的にあるように思います。この抵抗力は、一年を 通して周期的に強弱があり、また一日の中でも強弱があるといわれています。帯状疱疹とシ コリ、シコリと麻酔これらが直接因果関係があるわけでもありませんが、帯状疱疹がでる程 抵抗力が弱まっているからシコリもできてしまう。またシコリできる程に弱まっているから、 普段何ともない麻酔に過剰反応してしまうというような相関関係があると考えられます。
 帯状疱疹の原因はウィルス、シコリは…おそらく細菌、麻酔による貧血は薬物刺激とそれ ぞれ別個の原因ですが、抵抗力が弱くなっていれば何にでも過剰反応してしまいます。今後 歯の神経を取るような事態になれば、普通なら問題のないレベルの治療が為されたとしても 根尖病巣に発展する確率が高くなってしまうことも予想されます。また、歯槽膿漏の進行も 他人より早く進行してしまう可能性も考えられます。ですから、人一倍メンテナンスを心が けて火種を少なくする努力が望まれます。

 全身の抵抗力を蓄える方法はお医者さんに相談すべきですが、基本的なことだけアドバイス しておきます。過労や精神的ストレスは抵抗力を弱めます。できるだけリラックスした状態を 保つよう努めると伴に、できるだけ睡眠を多く取る様心がけてください。女性の場合、妊娠を 経験すると抵抗力が強くなるとも言われていますので、年をとると案外何ともなくなるという 可能性もあります。
 また、麻酔についてですが、今回使った麻酔剤が特別悪いというわけではなく軽い貧血を起 こしただけです。安全性については問題ないと思われますので、今後同じ麻酔をしたとしても 体調が良ければ何も問題はないと思います。従って、治療を受ける前の心掛けとして、前日は できるだけ睡眠を取るよう努めると同時に、体調に不安を感じる場合にはその旨を伝えて治療 をキャンセルするようにして下さい。


返信:2004年11月23日 21:01
 先生、さっそくのお返事ありがとうございます。
もしかしたら、どこか悪い所があるのではないかと心配していましたが、安心しました。そう いえばあの日は前日にあまり寝てなく、生理中という事もあって少し体調が悪かったです。 これからは、体調に不安を感じる際は治療を控えたいと思います。
丁寧なお返事どうもありがとうございました。