例え作り替えたとしても結果が変わるとは思えません。

異素材の金属

日付、時間:2004年12月7日 12:25  氏名:  N.K   
所在都道府県: 大阪   職 業:  主婦  年 齢: 33歳      性別:   female  

異素材の金属 質問:
 気になることがあり、お聞きしたくメールいたしました。
昔、奥歯の治療の際(上下左右あわせて6本ほど)保険外の金色の詰め物をしてもらって いたのですが(生体への親和性が高いと説明を受けました)、一ヶ月ほど前、他の歯医者 で一本治療した時(やはり奥歯で右下の6番)には、経済的なこともあり保険適用の銀色 の素材で治療してもらいました。
その後になって「異素材の金属だと、口の中で金属イオンが溶け出してアレルギーの元に なる」ということをネットで知り、同じ素材のものにしておけばよかった・・・と後悔し ていた矢先妊娠が発覚しました。現在8週です。自分がアレルギーになる程度のことなら いいのですが、胎児に悪い影響が無いか心配です。
妊娠中であっても、診察を受けて金属を同じものに代えてもらったほうがよいでしょうか?
担当した先生には「口の中で軽い電気は起こるかもしれないけど、金属が溶けて体に害に なるようなことはない。」「今回かなり削ったので、もし金属を変える場合はもしかした ら神経を抜かないといけないかもしれないよ。」と言われていて、そこまでしてでも変え たほうがいいのかどうか、判断しかねています。心配ばかりしているのもかえって赤ちゃ んによくないと思い、思い切って質問させていただきました。お忙しいところ申し訳あり ませんが、教えてください。よろしくおねがいします。

回答
 絶対安心というものなど存在しないし、程度の差はあれ厳密に追求すれば有害なものばか り。それでも通常は大丈夫という観点からみれば、さほど気にするものでもないと思います。

 まずその程度でアレルギーが出るとなれば、全部セラミックにしないとダメでしょう。 金と銀というけれど、どちらも金・銀・パラジウム・その他の合金で、その混合比が異なる だけです。同じ医院で金(保険外)を作ったとすれば同じ成分比かもしれませんが、それで も時期が異なれば微妙に異なります。ましてや他の医院で作れば保険内の金属ほどではない にしても成分比はことなります。ですから例え作り替えたとしても結果が変わるとは思えま せん。

 また口腔内の金属に限らず、食器や洗剤など疑ってかかれば怪しげなものばかりの中で、 1個の被せだけがずば抜けて有害となる可能性は皆無と考えても差し支えないと思いますよ。 それよりも今後ケアに努めて、1個でも余計な金属が入らないように心がけた方がはるかに 有利だと思います。


返信:2004年12月8日 7:40
 昨日12月7日質問いたしました。異素材の金属についてお尋ねしたものです。お忙しいの にさっそくのお返事ありがとうございました。先生のおかげで心が軽くなりました。つい神 経質になってしまっていましたが、そのエネルギーを今後のケアに使ってこれ以上虫歯を作 らないように頑張ろうと思えました。ありがとうございました。