日付、時間:2004年12月21日 4:32
氏名: とし
所在都道府県: 神奈川
職 業: 会社員
年 齢: 24歳
性別: male
質問:
先生こんにちは、私は18歳のころ大きい膿胞にかかり入院しました。全身麻酔で手術
するほど大きな穴があいてたそうです。手術後は腫れも消え普段の生活に戻りましたが、
21歳ごろから社会に出て働くようになると、周りからひどい口臭があると言われるよう
になりました。いろいろ原因をさがし鼻や胃腸など見てもらいましたが異常はないそうです。
歯も毎日20分かけ磨き、歯石取りもしています。
原因は膿胞のかかったところではないかと思っております。1年前に1度歯科医院に行き
膿胞のかかったところの消毒をしましたが、あまり効果はなかったようです。今もその場所
が腫れている感じがします。特にストレスがたまってるときや疲れてるとき風邪をひいてい
るときに腫れてる感じがし、口臭もひどくなるみたいです。最近人と話すのも怖いです先生
アドバイスお願いします。
口臭の正体は、膿です。一番に疑うべきは歯石が存在することによる歯肉炎症ですので、
定期的に歯石除去を継続することをお勧めいたします。その上で歯石以外に炎症を起こす
べき局所原因を排除していきます。むし歯そのものやクラウンの脱離・二次カリエスなど
は直接悪臭を放つだけでなく、そこに貯留した汚物により歯肉炎症を引き起こして口臭の
原因となります。
一方のう胞に関しては、すでに6年も経過していますので跡形もなく治癒しているはず
ですので本来炎症が残るはずがないのが普通です。未だに消毒すべき痕跡があったり、
腫れた感じがあるということであれば、手術そのものが失敗であると推測されます。どの
ような原因で発生したのう胞かわかりませんが、レントゲン的にのう胞の痕跡が残ってい
るようですとより根本的な対処が必要です。