程度の良い歯を生涯残すためのケアの重要性は言うまでもありません。

悪くなる前に手当て

日付、時間:2004年12月29日 13:35  氏名:  有本   
所在都道府県: 兵庫   職 業:  会社員  年 齢: 60歳      性別:   female  

悪くなる前に手当て 質問:
 今、お世話になっている歯科医院は、悪くなった時にだけ行き、その部分は直して下さ います。私は昔から歯性が悪く、よく歯医者さんにはお世話になっておりました。この年 になって参りますと、出来ればずっーと自分の歯で過ごしたいと願っております。電子歯 ブラシを使ったり歯槽膿漏にも予防を心掛けておりますが、悪くなる前に手当てをして下 さる病院があれば良いと思っております。
 一度、歯石も取りたいと思いましたが、今の病院では忙しくてなかなかして頂けません。 歯の事で相談が出来る病院が姫路にある事を知り、ぜひ、お伺いしたいと思いますが、こ の様な願いが叶えられますでしょうか。歯に良いことと髪に良いことは可能な限り実行を したいと思います。宜しくお願い致します。

回答
 歯磨きをして悪くなったと自覚した部分を取り繕う従来の方法でも、50・60歳程度までな らどうにか機能保持することができました。人生50年と言われた時代であれば、ほとんどの 人がこれで十分だったと思います。しかし、80歳・90歳まで歯を残すためには従来の価値観 と歯医者の利用方法では不十分です。
 理想的には歯が生え始めた2歳ころから、必ず見舞われるむし歯と歯槽膿漏末期に備えて 80年対応のケアを心がけるべきだと思います。60歳ともなると既に取り返しのつかない状況 になった人も多いと思います。幸いにも比較的健全な状況を保っている人もいらっしゃいま すが、その中でも既に取り返しのつかない状況に陥った歯というものも少なからず存在する でしょう。それら取り返しのつかない状況の歯を少しでも延命させることに加えて、比較的 程度の良い歯を生涯残すためのケアの重要性は言うまでもありません。

 おそらく過去を精算するために何らかの治療が必要だと思いますが、それらを精算(治療) したのちに二度と悪くならないように毎月ケアを積み重ねることが今後の展開を有利に導く ことは間違いありません。まずは、現状を正しく把握するための診査から始めて、ケアを実 践すれば願いは叶えられると思いますよ。


返信:2004年12月31日 10:19
 早速の返信、有難うございました。新年度に、電話を掛けてから、お伺いしたいと思いま すので、どうか宜しくお願い致します。