日付、時間:Thu Jul 2 7:08:25 Japan 1998
アクセスポイント:chiba3-50.msn.or.jp
氏名: TAKA
所在都道府県 東京
職 業会社員
年 齢28
male
質問:
喫煙者なのですが、ヤニが気になり1年に1回ほどのペースでヤニとりを歯科医で
やっていますが、歯が削れるようなことってあるのでしょうか?
メールアドレス: takayukiyama@msn.com
ホームページURL: http://
歯は確実に削られています。
磨く、研磨などの行為は、必ず物体をすり減らします。
物を咬む、食べる、歯を磨く…全ての行為が歯をすり減らします。
但し!!非常に量が少ないのでほとんど問題にならないと思って下さい。特にエナ
メル質では全くといって良い程問題になりません。一方、歯肉が退縮して露出した
歯根部分はセメント質や象牙質ですので比較的すり減る量が多く、長い年月の間に
は明らかに目立つ状態になります。
タバコのヤニ自体、為害作用はないように思われますが、審美的な問題とプラーク
の停滞を招きますのでやはり除去しておいた方が無難かと存じます。
歯にプラークが付着すると、ムシ歯になります。また、更に歯根部分にこびりつい
た汚れは歯石となり歯周疾患の原因となります。
歯を鉄製のフライパンに例えると…
こびりついた汚れを放置しておくと、そこから錆びてしまいには穴があいてしまい
ます。
スポンジみたいなもので丁寧に・確実に汚れを取り続ければ理想かもしませんが、
現実には毎日使うものですから完璧な清掃は不可能です。
金ダワシに研磨剤たっぷりのクレンザーで磨く方が効率的、かつ確実です。そんな
荒っぽい磨き方だと100年か200年もすると必ず穴があいてしまいます。
でも、汚れを付けたまま10年もすると穴があいてしまうよりは余程良いのではない
でしょうか。
歯がすり減ることに神経を使うよりは、付着した…付着しているであろう汚れに対
して神経質になって下さい。