現代人はかなりの確率で、飲料水や食品から有害物質を摂取しているように認識しています。
歯科治療とヒ素

日付、時間:Tue Oct 26 14:36:38 Japan 1999    氏名: R.H.   
所在都道府県:広島   職 業:主婦   年 齢:32歳      性別: female  

質問:
歯科治療とヒ素について、教えて下さい。
先日の毛髪分析で、ヒ素の含有量が極めて高いことが分かりました。水銀もほぼ同様です。 現在、顔・首・手の指に皮膚炎のつらい症状があります。水銀はアマルガム等の歯科材料と関りが 深いとのことですが、ヒ素はどうなのでしょうか?
神経を殺す薬剤として治療の際に使うことは聞いていますが、2〜3年前の治療で使用したものが 現在まで影響していると考えられるものでしょうか?
今後どう対処するべきか、とても悩んでいます。よろしくお願いいたします。

メールアドレス: rhori@ipc.hiroshima-u.ac.jp   ホームページURL: http://

回答  “2〜3年前の治療”が麻酔をしないで神経を取るような治療であったならばヒ素(亜砒酸)を 使用した可能性があります。しかし、綿密に封鎖された状態で使用しますので漏れたとしても かなり微量だと思います。大量に漏れたとなると歯肉などに致命的な障害を与えますので 記憶にあるはずです。
 神経を殺すのも99%以上は麻酔ですし、それ以外の歯科治療では砒素を使いません。

 詳しいことは分かりませんが、健常人でも毛髪分析をすれば、かなりのヒ素や水銀を含んでいる ように聞いています。現代人はかなりの確率で、飲料水や食品から有害物質を摂取しているように 認識しています。

 一方、水銀の方はアマルガムが充填されている状態であれば 可能性十分です。即刻、他の材質に変更すべきです。
 “顔・首・手の指に皮膚炎のつらい症状”は何も、ヒ素や水銀だけが犯人とは限りません。口腔内 の修復に使用している可能性のある金属全てを検査の対象にする必要 があります。

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