日付、時間：Fri Nov 12 0:04:59 Japan 1999 　　 氏名： 匿名希望　　　
所在都道府県：東京　　 職　業：会社員 　 年　齢：29歳　　　 　 性別：　female　　

質問：
初めて質問します。よろしくお願いします。
ここ1週間くらいで左上の内側の歯茎が痛み出し歯を磨くと血が出てくるようになりました。 今日、歯医者に行ったのですが歯槽膿漏ですと言われかなりショックを受けました。実際、 どれくらい進んでいるのかは怖くて聞けなかったのですが治療を続ければ直るのでしょうか？
この歳ではストレスをためてしまったりするとなってしまうと言われたのですが本当なのでしょうか？
去年の今ごろも歯医者に通っていたのですがその時は何も言われませんでした。
実際、歯は朝、昼、晩と最低でも３回は磨いていたのにととてもがっかりしています。 一番気になるのが直るかどうかと口臭です。自分では感じたりはしないのですが他人がどの 程度、感じるのかが不安でたまりません。教えていただければ幸いです。

ご意見・ご感想：
とても参考になっています。

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　歯槽膿漏って、歯がグラグラ、お口が臭い！歯医者に行っても 「諦めて下さい抜きましょう」そんなイメージの怖い病気ですよね。 　50を過ぎたオジサンやオバサンの病気というイメージは払拭してください。「 二十歳を過ぎれば皆歯槽膿漏」はちょっと言い過ぎかもしれませんが、程度の差はあれ皆さん 歯槽膿漏ですよ。

　「歯槽膿漏＝歯周疾患＝歯周病」全て同義語なのですが、歯槽膿漏というとどうも末期状態だけを 表現しているようなイメージが定着しています。あなたの場合は、おそらく軽度〜中程度の歯周疾患 なのでしょうね。歯周疾患によって破壊された歯槽骨は現状では回復不可能です。しかし疾患を コントロールすることは可能です。つまり、１日３回は磨いても数年後もしくは十数年後には歯周疾患 の末期状態になってしまうでしょう。だけど、今沈着している歯石を徹底的に除去して、今後二度と こびりつかないように毎月歯石を取り続ければ現状を何十年と保ち続けることが可能です。
　勿論、適切にコントロールされている状態では歯肉出血や口臭も存在しません。

　一方、身体が健全であるに越したことはありません。身体が疲れた状態では、あらゆる免疫抵抗力 が低下しますので、炎症の基となる歯石が沈着した状態では症状を悪化させますし疾患の進行速度 を早めます。その意味ではストレスはあらゆる疾患の誘因となり ますので極力排除した方が無難ですが、その前に直接原因である歯石を排除することを優先すべき です。

返信：
歯槽膿漏の件でご相談したものです。早いご返信ありがとうございました。
時間はかかりそうですががんばって直していきたいと思います。また自分がかかっている 医師に聞けないことがあったら相談させてください。本当にありがとうございました。