日付、時間:Tue Nov 16 9:02:27 Japan 1999
氏名: R.A
所在都道府県:東京
職 業:主婦
年 齢:32歳
性別: female
質問:
以前左上の一番奥の歯のことで質問したものです。
神経治療後、振動で歯に響くような感じがしたので歯根膜炎では、という回答を頂き、さっそく
歯科医院に行ってきました。
レントゲンを撮ったのですが、治療はきれいにできていて問題がなさそう。この場合、治療後
3ヶ月ということで、かみ合わせの問題が考えられると言われ、歯を少し削ってもらいました。
これで、様子を見て治らなかったら、一度耳鼻科で上顎の炎症を調べてもらい異常がなかったら、
レントゲンで隠れてる部分がまだあるかもしれないので神経治療を再度しましょうと言われました。
何だか治るまで遠い道のりのような気がしてきて、思わず相談したくなってしまいました。
最近の症状として、歯を指でたたくと痛い、頭を下に振ると歯の中のほうが動く感じがする、
夜寝るとき枕に頭をぽんと勢いよくつけるとぐっと痛い、なんとなく左の顎骨の下あたりが重い
感じなど、なんとも説明するのが難しい痛みです。以上のことから考えて、やはり耳鼻科に行く
べきなんでしょうか?
本当に早くこの悩みから開放されたいです。よろしくおねがいします。
レントゲンを見て診断できることと、現症や過去のいきさつ(問診)を聞いて診断できるものがあり
ます。一般に問診による診断が苦手なケースが多いようです。
根管治療後3か月ですから、レントゲンに症状が現れる方が稀です。症状をみたり、
咬合調整を行っているうちに、炎症が慢性化して痛みが遠のくこともありますがこれは決して
根本的な解決方法ではありません。
明らかに患者さんの訴えと治療の要望があるわけですから、1度被せたり詰めたものをはずして
根管治療の状態を確認しても良さそうに思います。勿論、それで何ら異常がなければ手間や
費用は無駄になりますが、本当の原因を究明する上で重要な情報が得られます。
私が耳鼻科に送るケースですと、必ず根管治療に問題が無いかを確かめた上で紹介状を書くよ
うにしています。歯科的に問題がありそうな状況で診査を依頼するのは失礼だと思うからです。
また、反面上顎の7番というのは一番治療の困難な歯です。歯科医なら誰でも「関わりたくない」
と思っているはずです。ましてやレントゲンに写っていないものを治療するのはイヤなものです。
耳鼻科に行くこと自体それ程深く悩むものでもないと思います。出来るだけ早い時期に診察
を受けて結論をだし、次のステップに進んでください。
ご意見・ご感想:
こんなにも早く回答を頂いて、本当に感謝感激です。
実は、私はアメリカに住んでいるので、日本人の歯医者さんはいるのですが、耳鼻科で日本人の
先生はいないのです。(私の住んでる地域では)英語で説明するのがおっくうで悩んでいたのですが、
がんばって耳鼻科に行くことにします。ありがとうございました。
一言:
アメリカの根管治療の現状を詳しくは知りませんが、「レントゲン的に問題がない」ということで
結構突っぱねてるみたいですね。以前にも似たようなケースがありました。余程プライドが高い
のか、訴訟が怖いのか分かりませんが、完璧なんてあり得ないのですからもっと謙虚であって
欲しいですね。