コーヌスにしてもアタッチメントにしても後々の調整や修理は、原則、作成した医院でしかできません。
コーヌス希望

日付、時間:Tue Dec 28 1:00:18 Japan 1999    氏名: 岡   
所在都道府県:東京   職 業:その他   年 齢:38歳      性別: female  

コーヌス義歯
質問:
少し前に自家移植について質問させて頂いたものです。 その節はありがとうございました。
右上456欠損、7弱い根っこのみ(コア、クラウン)の為、ブリッジが不可。取り外し式義歯がいや で悩んでおりましたが、河田先生から右下完全埋伏の親知らず(今まで特に問題無し)を移植して のF6D4Bのブリッジが可能とアドバイス頂きました。しかし、親知らずの移植(期待がもてない、 やっていない)、インプラント(条件的に無理)の理由で主治医からノーチョイスで義歯を勧められ、 泣く泣く取り外し式となりました。
しかし、3番にかかる金具は目立ち、遠慮のない人等から指摘され辛い毎日です。このままとい うのは、私にはとうてい耐えられそうに無く、再治療を決心しました。主治医が移植、コーヌスを しない方針である限り、転院しかないのですが、現在の先生にはこの半年で約30回通って、 色々な箇所をとても丁寧に治して頂き、説明もわかりやすく、特に噛み合わせが専門で、細か い微妙な調整を繰り返し、ひどい肩こりも治してもらいました。
噛み合わせ以外の治療にも満足し、大変信頼しています。まだ残っている左上B4D6Fの ブリッジ作成やその後のメンテナンス、定期検診等できればずーと診ていただきたいと思ってい る先生なので、勝手にどこかで移植(あるいはコーヌス)だけをやって来て戻ってきて、他を診て 下さい、等という様なことはしたくありません。その為、かなり悩んでいます。
先生には義歯について大変悩んでいる旨も伝えましたが、機能重視という事で、審美面はあま り悩まないようにと逆に説得されてしまいました。
●HPを拝見して河田先生は、私の主治医とは違っては少しは審美性についても考慮してくださ るように感じました。欠損のある患者さんに、どうしてもブリッジ、インプラントができない場合、 河田先生もコーヌスはされないとのことですが、先生の方針に反してせめてコーヌスにしたい と強く希望された場合どうされますか?やはり転院となりそれ以降の治療は新しい歯科医院で という事になってしまいますか?
●コーヌス等ができる歯科医院を紹介して頂いて、それ以外の治療は又先生に診ていただきた いなんていうのは無理なことですか?
●一定の方針を持って治療にあたっていらっしゃる先生に対してそんなお願いをする事自体失礼 な事で、先生の方針外の治療希望を言い張るのなら、その後のそこでの治療はあきらめ、そっと 転院してしまうべきなのでしょうか?
よろしくおねがいします。

回答  私でしたら、かなり無理をしてでもBridge、インプラント、歯牙移植の順番で検討して極力 義歯を避ける方向で治療を行うと思います。コーヌスは行っていませんが、それに代わるもの としてはアタッチメントというのがあります。義歯のクラスプのかかる歯を被せるクラウンに アタッチメントと呼ばれる維持装置を付けて義歯の維持にする方法です。この方法ですと クラスプは全く見えません。

 コーヌスにしてもアタッチメントにしても後々の調整や修理は、原則、作成した医院でしかでき ません。作り方、使用材料が医院毎に異なるからです。アタッチメントも保険外治療になりますが、 その方法をお願いするのが最善策のように思います。

 コーヌスだけを他の医院にお願いするのはそれ程失礼なこととは思いませんが、メインテナンス を含めて始めて長期間の使用に耐えるものですから責任の所在が曖昧な状態では後々問題が 残るような気がします。同様の経験がないので何ともいえませんが、上部構造とメインテナンスは その医院で行うということでインプラントの手術を他医院から依頼されたことはあります。その時も 「責任の所在が明らかでないので」という理由でお断りしたことがあります。

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