親知らずは、最初から抜歯を決断すべきでした。
ボタンの掛け違い

日付、時間:Tue Jan 4 19:05:02 Japan 2000    氏名: m・w   
所在都道府県:愛知   職 業:主婦   年 齢:28歳      性別: male  

質問:
はじめまして。先月から週1回近所の歯科に通っています。
親知らずが出てきたのがきっかけでした。でもレントゲンを撮ってみると右(8)の歯が神経まで達し ている虫歯だと言われ(その歯は今まで1度も痛んだことがなっかたのですが)治療することにし ました。でもその歯の治療として神経を抜き(コノ時は麻酔以外は全く痛くなく、針のようなもので ぐりぐりも平気でした)ましたが、3日後からじんじんと鈍い痛みがきて、翌週にはもう1度麻酔をし、 先生には「神経の枝が残っていたんだ」と言われまたぐりぐりと・・すると今度は飛び上が程痛く、 4、5回麻酔を打たれましたが効かず、痛がったからか「薬で殺しましょう」と痛い薬を塗られました。
でもまた2,3日後にまた痛みだし、翌々週には麻酔の注射器にようなもので(じゅうー)とものす ごく痛い液体をかけられました。そして『これで絶対痛くならないから』と言われたのですが・・・ またまた2,3日後から鈍い痛み・・・そしてなぜか今度はおとといくらいからその歯を触るだけでも 痛み出しました。放っておくとそうでもないのですが・・・その歯全体が痛いのです。 そしてなぜか昨日からは右(1)の何も関係ない前歯までが痛み出しました。虫歯と言われたこと もありませんし、前の日までなんともなかったんです。6日には次の予約が入っていますが、先生 を信じられなくなりました。違う歯科に行こうかと思いますが、子供が欲しいので(お腹にいるかも ・・)レントゲンを撮るのに抵抗があります。(麻酔は子供に影響ないですか) 
コノ先生の治療の仕方は正しいと思われますか?毎回飛び上がる程痛い治療はいやなのです。
 また前歯を抜くなんてことないですよね。以上長くなってしまいましたがお返事ください。

メールアドレス: h2so4@owari.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  治療の状況はなんとなく分かります。“ボタンの掛け違い”が後々尾を引いたような状況ですね。 周囲の歯、特にこの場合は手前の歯が遠からず抜歯に至る危険性がある場合を除いて、最初から 抜歯を決断すべきでした。
 通常親知らずは、存在すること自体が悪であって、治療しても思惑の 結果を出すことが非常に難しい歯です。結果は、抜髄およびその後の根管治療がうまくいかず、 今更「抜いた方が良いですよ」とも言い難い状況になってしまったみたいですね。
 前歯の痛みが連 関 痛なのか、それとも前歯も悪いのかは分か りませんが、まずは親知らずを抜いて経過を見るべきです。

 誰も治療したくない親知らずの抜髄をあえてするのが熱意なのか、 術後の痛みが親知らず故の宿命だったのかは今回の一件だけでは判断できません。一般には 的確な治療は痛みをあとに残さないということを念頭に、もうしばらく治療を続けられてはいかが でしょうか。

 麻酔やレントゲンなんかそんなに大きな問題ではないと思っていますし、どのような状況でも 生まれてくるのが元気な子だと信じています。しかし妊娠の可能性 がある不安定な初期にあえて治療を受けるのは考え物です。というよりは、我々の立場から 申し上げると、歯科治療を受けている間は避妊して欲しいですね。

親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず 親知らず