日付、時間：Thu Jan 13 17:37:22 Japan 2000 　　 氏名： Y.K.　　　
所在都道府県：兵庫　　 職　業：主婦 　 年　齢：31歳　　　 　 性別：　female　　

歯根膜炎

抜髄・根管治療後の根尖病巣→歯根膜炎 実際にはこれが多い！！

質問：
昨年１１月２０日に、虫歯になっていた親不知を抜きました。このとき、隣の第３（←２） 大臼歯も虫歯にしていたのと、神経に近かったことから、この歯の神経も抜きました。
その後、親不知の痛みがおさまってから数回にわたり薬を入れ、先週型どりしたものをかぶせま した。が、それまでは大した痛みがなかったのに、かぶせたとたん、食事の時に噛みしめ ると、鈍い痛みが走ります。
先ほど、最終的な治療をしていただき、このことを話したのですが、「もう、治療のしようがありませ ん。痛みはそのうちおさまるんじゃないですか？」などと、言われました。１ヶ月半もたち、治療も終 わりになってから、このような痛みが出てくるのは、よくあることでしょうか？
また、本当にそのうちおさまるものなのでしょうか？
精神的なこともあるのかもしれませんが、痛みは日増しにひどくなる気がします。先生、よろしくお願 いいたします。

　問題は、“それまでは大した痛みがなかったのに、かぶせたとたん”という部分ですね。
装着したとたんに痛みがでることは、そんなに多くはありませんが稀に経験することがあります。 歯周疾患による歯肉炎症も原因の一つです。また、単純に、被せた補綴物が高いとか噛み合せ が悪いということも想定されます。咬合調整や装着時のセメント残留をチェックしてしばらく経過を 観察した方が良さそうです。

　 　それこそ、“痛みが日増しにひどくなる”ようですと抜髄時の根管治療に問題があったと思われ ますので、一度装着したクラウンを撤去してもう一度根管治療をやり直す必要があります。