知覚過敏…つまり神経が炎症を起こしている状態。
知覚過敏の一種

日付、時間:Fri Jan 14 1:10:50 Japan 2000    氏名: ももやま みずき   
所在都道府県:福岡   職 業:主婦   年 齢:31歳      性別: female  

咬耗(こうもう)

咬耗
負担過重による歯根膜炎 or
歯周疾患進行による歯根膜炎が原因
質問:
歯質の弱いらしい私は、歯周病などのことが心配でいたのですが、先日知り合いに 先生のページを教えてもらいました。「ためになるなぁ」と思いながら拝見しております。
自分の歯で気になることがあります。4本の犬歯が、みかんなどの柑橘類を食べた後に、食べ物を 噛むときや、何かがあたったとき(歯ブラシなど)に、とても痛いのです。あたった途端に歯の先で 痛みを感じます。2,3日すると、だんだん痛みを感じなくなります。これは、知覚過敏の一種なので しょうか。元に戻るまでの2,3日の間が辛いのです・・・。

ご意見・ご感想:
すみずみまでこだわって作られたホームページに驚きました。しっかりブック マークして、気になることがあったら覗かせていただこうと思います。

咬耗  知覚過敏…つまり神経が炎症を起こしている状態でしょうね。
 ムシ歯が原因の知覚過敏ですと、余程明らかなムシ歯があるはずですし、4本同時というのも 考え難いので除外して考えても良いと思います。

 元々犬歯は出っ張った形をしていますので、かなりの咬合圧を負担しています。その結果切端(歯の 先端)部分に磨耗ができやすいことが影響しているかもしれません。一方歯周疾患に対してはかなり 抵抗力の強い歯ですが、局所的に進行している可能性もあります。 知覚過敏の原因が歯周疾患進行によるものなのか、歯軋りのように過度な咬合圧によるものなのか は診査してみないと分かりません。

 処置としては、まず歯石の除去。ついで必要があれば咬合調整です。知覚過敏治療用の塗り薬 の併用も有効かと思います。

返信:
こんにちは。お忙しい中、わざわざメールでのお返事をありがとうございました。
「知覚過敏」のことは、別の場所の歯で言われたことがありました。 その歯は、歯茎が後退していて、噛むときにズキッとすることがあったので、近所の医院で診て貰い、 「知覚過敏」もしくは「歯周病」のどちらかが考えられるとのことで、とりあえず歯石をとっていただい てから様子をみることになりました。

それで、今回ご相談した、柑橘類がしみる4本の犬歯のことも心配になったのでした。今後も気を付 けて様子をみてみようと思います。本当にありがとうございました。歯のことで悩む知り合いなどにも、 先生のページを紹介してみようと思います。

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