そのような可能性の一切ない材質の開発が望まれます。
アマルガムとレジン

日付、時間:Mon Jan 24 19:12:46 Japan 2000    氏名: SN   
所在都道府県:大阪   職 業:会社員   年 齢:38歳      性別: male  

質問:
5歳の息子の歯のことで教えていただきたいことがあります。親の責任で虫歯だらけに してしまい治療に通っています。
3歳位の時(治療をいやがっていました)、最初に通った歯科ではアマルガムで充填する方法で 数ヶ所治療していただきました。その後、歯科を替え、そこでは青い光をあてて硬化させる白い 充填材で数ヶ所治療中です。
以上のような状況でお聞きしたいのは副作用のことです。口の中はアマルガムだらけでアマル ガムがはずれて飲み込んでしまったりまた、白い充填材では環境ホルモンのことも気になります。 先生のお考えをお聞かせ下さい。
また、最初の歯科医は前歯は5,6歳で抜けるしあまり痛がらないので治療しないでおきましょう と言われました(子供が治療に協力的ではなかったからかもしれません)。最近替わった歯科医 は前歯のぐらついている歯までも白い充填材で治療してくれます。
先生なら乳歯の前歯の軽〜中程度までの虫歯の処置はどうされていますか。そのお考えも教えて ください。お忙しいところ恐れ入ります。

ご意見・ご感想:
歯科は本当にお医者さん選びが難しく、また大変重要であると痛感させられ ます。そんな中で先生のような方は患者にとって大変ありがたい存在です。大阪市内でも先生と 同じような治療方針の先生はおられるのでしょうが探すのは容易では有りません。先生の治療 方針のご友人を紹介していただけると参考にさせていただくのですが。無理なお願いかもしれま せん。

回答  確かにCRレジン(白い詰め物)には環境ホルモンの心配があり ます。一方アマルガムには水銀の心配があります。
 政府はどちらも安全(影響は確認できない)とは言っていますが、心から信頼できる状況では ありません。今後の課題としては、そのような可能性の一切ない材質の開発が望まれますが、 現状においては今ある中からしか選択できません。私は、治療の信頼性や耐久性から CRレジンを使っています。

 乳歯の治療は年齢によって随分違います。綺麗な治療よりも 正常な永久歯との交代を最優先して治療を行っています。白い充填材は歯髄への影響が懸念 されますので(最近の材質はほとんどないように認識していますが)、見た目の悪い フッ素の塗布が主流です。
 歯槽膿漏が専門で、子供が月に2〜3人という特殊な事情もありますのであまり私の意見に こだわることもありません。

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