痛くなる前に治療することを心がけることが一番大切です。
麻酔が効かない

日付、時間:Mon Jan 24 22:42:17 Japan 2000    氏名: T・Y   
所在都道府県:福岡   職 業:会社員   年 齢:26歳      性別: male  

下顎孔伝達麻酔
質問:
はじめまして!よろしくお願いします!m(_ _)m
いま近所の歯医者さんから帰ってきたところですが・・・右下側の第2臼歯の治療(半年ほどまえ に虫歯を治し金属で被せていました)にいってきました。最近熱いものや冷たいもので非常にしみ るような痛みがあったので・・被せていたものとりみてもらったところ以前のちりょうでかなり深くま で(神経近く)けずったのだけど少し虫歯が進み神経を刺激しているみたいなので神経を抜こうと 言うことになりましたが・・・麻酔をいくら(3・4回)うっても効かなかったのです。
それで神経の根本から麻酔をかけるとのことで奥歯の奥に注射しましたが・・唇や頬のしたの外 側は、効いているのですが(先生も不思議そうでした)歯や歯茎はあまり効かず空気をふきつけら れても痛かったです。(;_;)それで今日はあきらめてセメントでカバーしてきました(約1時間半の格闘)。
ただ今風邪気味で市販の風邪薬飲んでます。母も麻酔の効きが悪いそうです。以前(転勤まえで 非常に遠い600Kmぐらい)親不知(上側)を抜いた別の歯医者さんでは何かドリルのようなもの? (2・3分ぐらい)で奥に深く刺して麻酔したときは、非常によく効いたのですが(抜歯したのが気付か ないくらい)麻酔にも種類があるのですか?
また、体調などで麻酔が効かないことがあるのですか?
麻酔を使う治療のまえは、どんなことに気をつけた生活したらいいんですか?
効きやすくする方法とかないですか?
今日の痛みは、今までの歯医者生活で一番でした。

メールアドレス: mikannseizinn@mail.goo.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  局所麻酔にも色々と種類があります。一番ノーマルなのが 浸潤麻酔ですが、奥歯の奥にしたのは下顎孔伝達麻酔です。
 お伺いした状況は、麻酔が極端に効き難い状態です。
体調が悪く、炎症を抑える力がないために歯髄の炎症が極端に激しくなっていたものと思われます。 抜歯程度ですとそこまで手厚くすると完全に効いてしまうはずですが、抜髄操作時の麻酔は炎症が 強いと全くといって良い程効き難くなってしまいます。
 痛みが出てから、それも激しさを増してから歯医者に行くと、ただでさえ“腫れ物に触る”ような 状況ですので治療時の痛みはひとしおです。“痛がり屋さんが痛い思いを する”典型的な例です。

 “麻酔を使う治療の前”の心がけといっても、十分な睡眠をとっておくとか極力リラックスすること くらいですが、それよりも痛くなる前に治療することを心がけることが一番大切です。痛みのない時 の抜髄は、麻酔1本程度で完全な無痛治療が可能です。
 そのためには、普段から定期健診を行って、異常をいち早く見つけるのが最善の方法です。 “悪くなって治す”から“悪くならないように歯医者にかかる”ような発想の転換が必要です。

麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔 麻酔