日付、時間:Thu Jan 27 13:57:51 Japan 2000
氏名: kk
所在都道府県:岐阜
職 業:会社員
年 齢:28歳
性別: female
質問:
2ヶ月治療した虫歯の詰め直しを進められております。こんなに早く詰め直しをしなく
てはと思うと、悲しいです。
第1小臼歯を神経の近くまで削り、樹脂詰めを行いました。問題無く使用していましたが、2週間
前の食事中、「カチ」と音がし,それ以来、物を噛む時にだけ痛みます。凍みたり、歯磨き
中は、痛みもなく、詰め物の部分を押され時に痛むようです。また、気のせいかもしれませんが、
歯が詰め物により窮屈感を感じるようになりました。噛み合せの調整を行いましたが、痛みは取
れず、詰め直しを行うとのこと。
“神経近くまで削った”とのことですので、残存する歯質は非常に薄くほとんどエナメル質だけ
だったと思われます。そのエナメル質が欠けたために、咬合圧力が全て近接した歯髄付近に
加わるようになったのではないでしょうか。
多少なりとも痛みがあるということは、すでに神経が炎症を起こしているものと考えられます。
“同じように”とはいっても、そこには何らかの工夫が施されるものと思いますので、刺激が和らぎ
炎症が治まって痛みが無くなる可能性もあります(やってみないと分からない)。
それで痛みが治まらないとか、ますます痛みがひどくなる場合には抜髄になるでしょうね。かとい
ってそのまま放置していても、遠からず必ず抜髄になってしまいます。それなら、早めに治療して、
運が良ければ抜髄回避の可能性がある方を選択する方が良いように思います。
返信:
昨日、先生のHPにて、質問したKKです。(2ヶ月前に詰物をして、食べ物にて痛みがある・・・)
さっそく、回答頂きありがとうございます。
全く痛みがなかった歯がこんなことになるなんて最終的に抜髄になるなら、治療しなければよかった
と思う次第です。愚痴になって申し訳ありませんが、とても参考になりました。ちょっと不安ではありま
すが、歯医者に行って来ます。
私は、永久歯が10本も生えてこなくて、歯の大切さを身にしみています。1本でも多く自分の歯で
食事ができるよう先生のHPで勉強させていただきます。
今後ともお続けくださるようよろしくお願い致します。
返信:Wed Feb 9 14:28:21 Japan 2000
その後、先生のお話を聞き、再治療の不安も取れ、治療中です。
*治療した先生は突然の休診。 (びっくりです) なかなか再開院の目処も決まらず、1週間
待って見ましたが、歯の噛合せ時でも痛くなり、引越し前に通院していた医院に再院。
樹脂自身が歯の中で割れたのかも?ということで、強度がある銀にて詰めることとなりました。
先生のおっしゃる通り、ダメだったら、抜髄。でも、もう覚悟は決めてあります。
先週は、、セメント詰め、薬を塗ってもらい、仮詰。明日は、完治予定です。
再院が遅れたせいか、圧痛があった歯の根本の歯茎一部(ほんの1点)が舌で押すと軽い違和
感がありますが、少しずつ収まってきてますし、物を食べても痛みがなくなり、ほっとしている限り
です。
河田先生に出会えて、本当にうれしいです。
治療の知識もなく、口を開けてうなづくばかりの患者でしたが、HPにて、歯のことを知る機会ができ
ました。歯の清掃の大切さも知り、旦那様にも勧めました。敬遠気味の歯医者でしたが、もっと積極
的になろうと思います。
日頃の診療に加え、HPの開設とお忙しいことと思いますが、お体を大切にされますよう。
経過報告及び御礼まで。