いずれにしても、破折片は麻酔の上除去します。
歯冠破折

上顎第一大臼歯歯冠破折
歯肉縁上で破折
破折片除去→クラウン装着
歯肉縁下で破折
破折片除去→歯肉切除→クラウン装着
口蓋根真っ二つ
口蓋根抜歯→頬側2根でちょっといびつなクラウン装着
日付、時間:Sat Feb 5 20:35:12 Japan 2000    氏名: T.A   
所在都道府県:大阪   職 業:会社員   年 齢:42歳      性別: male  

質問:
今日 気がついたのですが左上6番(レジン充填済み--いつ治療したか忘れました) の内側半分が割れて今にも抜けそうです。→(◎)  
   ◎: レジン充填済みの部分   (歯のつもり)
週明けすぐにでも治療に行こうと思います。多分この内側半分は抜かれると思いますが先生が もし治療されるならどうされるかアドバイスをお願いします。

ご意見・ご感想:
歯科関係のHPは見たことはなくこの場におよんで初めてあちこち見てみ ましたがこんなに親切な回答していただけるHPはあまりないと思います。

メールアドレス: luke@sutv.zaq.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  歯冠破折の対応は、破折した位置によって異なります。
いずれにしても、破折片は麻酔の上除去するわけですが、ご質問のケースは破折片が口腔内 に残っていますので歯肉縁上の破折は考えられません。

 歯肉縁下の破折の場合、周囲の骨より上か下かによって処置が大きく異なります。
骨より上の場合は、周囲の歯肉を切除して、破折面を露出させた上でクラウンを被せるべく歯冠の 形態を整えます(コア形成)。歯肉の回復を待ってクラウン印象→クラウン装着となります。 多少骨より下であっても、歯肉と骨を削除して同様の処置を行います。
骨よりはるか下、もしくは真っ二つの場合は、口蓋根そのものを部分的に抜歯( ヘミセクション)していびつな形にはなりますが、頬側2根でコア形成を行ってクラウンを作りま す。

 注:抜髄されていない歯であれば保存する根の抜髄→根管充填を行います。

返信:
早速のご回答ありがとうございました。
いずれにせよ残り半分は抜かずに済みそうなのですね。完全に抜歯してブリッジなどせずに いけそうで一安心しました。 口蓋根というのは破損片の下の残された部分という意味でしょうか?
何度も恐縮ですがよろしくお願いします。

回答:
 そうです、口蓋根は内側にある破折している根のことです。

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