日付、時間:Sun Feb 6 1:26:59 Japan 2000
氏名: H.T
所在都道府県:兵庫
職 業:会社員
年 齢:34歳
性別: male
質問:
現在34歳で、右下・左上の第2大臼歯は抜いており、今左下・右上の第1・第2大臼歯
の間の歯槽骨が溶け、抜歯を考えています。
左下に関しては既に第2大臼歯を半分に割り抜きました。右上の第2大臼歯については諦めている
のですが、何とか第1大臼歯に付いては(右上・左下共に)そのまま残したいと考えています。
これまでの抜歯に付いては「腐ったミカン」の考えで抜いてきました。これまで知り得た治療として
は「抜く」、「ソウハしてクリーニングする」のみでしたが、先生のホームページを見、レーザーによ
る治療を知りました。レーザーは、半分以上溶けた右上・左下の第1大臼歯の歯槽骨に対して有
効でしょうか?またその治療は痛いものですか?期間なども教えて下さい。
メールアドレス: seve@ma7.seikyou.ne.jp
ホームページURL: http://
レーザーによる根面処理は、今のところ確立された治療方法ではありません。
通常の FOp(歯肉剥離掻爬術)に併用して行いますので、特別な
痛みとかは何もありませんし、治癒期間なども同じ(最終補綴物装着まで2か月)です。残念
なことに、レーザーを根面処理に使う方法はおそらく全国で何処もやっていないし、私の医院
でも器械が壊れて今は行っておりません。
34歳ということですので、レーザー以前に抜髄した上で通常のFOpを行って連結固定すれば
まだまだ機能する可能性は高いと思います。また、大切なことは、問題の歯以外の歯について、
もっと積極的に歯周疾患進行を抑制していかないと連鎖反応のように次々と歯を喪失する現実
を認識することではないでしょうか。
今何ともないと思っている歯を コントロールして生涯機能させる
努力は、今ダメになりかかっている歯を10年・15年機能させる努力よりもっと大切です。
返信:
有難う御座います。今悪い歯はまだ十分手入れをしていなかったころのツケだと思い
ます。今は、フロス、歯間ブラシ、電動・手動歯ブラシを用いてがんばっています。