日付、時間:Sun Feb 6 3:50:51 Japan 2000
氏名: 歯軋り親父
所在都道府県:東京
職 業:会社員
年 齢:38歳
性別: male
質問:
10ヶ月前、夜、寝ている間の歯軋りで、右上の歯が折れました。(神経も死んで
いました。)最近、また激しく歯軋りをしているようで、朝、痛さで眼がさめます。ちょっと前まで
は、右の歯全体に鈍痛を感じる程度だってのですが、ここ数日は食事に不自由します。
歯医者に行ったところ、「歯並びを矯正する必要がある。親知らず4本を抜いて、親知らず
に隣接する6本を抜いて人工歯根?にする必要がある。」と言われました。
この治療をやるとなると、金銭的・時間的な負担が大きいので躊躇しています。「ナイトガードは
その場しのぎの対策にすぎない。」とのことでしたが、本当に、ナイトガードでは効果がないので
しょうか?
“歯並びを矯正する”ってこの場合、矯正装置を付けて歯並びを変えるってことではないですよね?
親知らずの抜歯は理解できるのですが、隣接する歯を6本抜くのは何の意味なのか分かりません。
歯槽膿漏で歯槽骨が大きく破壊されているのであれば、歯槽膿漏の手術を含めた処置をすべきで
しょうし、根管治療に問題があるのであれば、根管治療を優先して歯牙保存を最優先すべきだと
思います。
また、歯軋りを抑えるためには、過度に咬耗のある ファセット部分の
咬合調整が有効です。ナイトガードも必ずしも効果があるとはいえませ
んが試してみる価値は十分あるように思います。
“隣接する歯を6本”の詳しい状況が分からないので確信的なことは申し上げたれませんが、安易
に抜歯して人工歯根(インプラント)することは慎むべきだと思います。