免疫抵抗力の低下は原因ではありませんが疾患を増悪させます。
免疫抵抗力

性別: female  

日付、時間:Tue Feb 15 12:07:41 Japan 2000    氏名: K.野口   
所在都道府県:徳島   職 業:主婦   年 齢:58歳      性別: female  

質問:
左下6番と右上4番を膿が出ていたため3年前抜歯。右上123左上1は差歯です。 右上7と右下6、左上7は虫歯でかぶせてあります。親知らずは生えていません。
口臭がひどくて困っています。10年前程前から人に指摘され気にする様になりました。 それで、根の部分から膿が出ていた歯を抜歯しました。が口臭は依然としてあります。大学病院 でカンジタの検査もしましたが、ありませんでした。
小さいころから体が弱く30歳台では、メ二エル氏病で10年程めまいが時々ありました。 インフルエンザ等で熱が出ますと、歯茎が溶けて歯が露出していきます。
現在歯間ブラシ、電動ブラシ、ウオーターピック、ブラシでみがいています。月1回歯医者で歯 石を取ってもらっています。歯がグラグラしている所はありません。血もでません。歯茎が退 化した所が薄ピンクで盛り上がっています。ウオーターピックを当てると3ケ所痛い所がある ので、これは歯周病と思います。
人と話が出来ないので困っています。毎日の生活が、消極的になり、お稽古ごと旅行等楽しめな いのです。私にはもうこれ以上の歯磨きは出来ないと思うくらい磨いています。どうして歯医者さ んは口臭があるのに口臭が無いと言われるのでしょうか。癌患者に癌で無いとおっしゃるような ことでしょうか。いたわって下さるお気持ちはよくわかるのですが、治療方法がもう無いのでしょう か。よろしくお願いします。

ご意見・ご感想:
とっても充実したHPで歯周病の事が良く分かりました。有難うございます。

メールアドレス: noguchi@bronze.ocn.ne.jp   ホームページURL: http://

回答  普段の診療でヒドイ口臭に慣れているせいか、本人が気にしている割には…(にも関わらず) 全く口臭を感じない症例は少なからずあります。決して“癌を隠す”ようなものではありません。

 「本人が気にする限り何かある」と取り組んでも、なかなか所定の効果が得られないのも事実 です。おそらく、ハミガキが行き届いていて歯肉表面はかなり綺麗だろうと想像します。また、 スケーリングも行き届いているので歯肉縁下歯石もほとんど見当たらないように思います。  問題は、“小さいころから体が弱く”に表現されているように、異物に対する抵抗力が弱く、 普通なら問題を起こさない程度の歯石や汚物に反応して炎症を起こしているものと思われます。

 レントゲン的に重症な骨破壊像が認められますか?このようなケースでは、意外と認められない 症例が多いように思います。ところが局所的に、例えば“3ケ所”の一部分に結構深い骨欠損が あるのではないでしょうか。歯周組織検査で深いポケットの存在する 部分を見つけて、歯肉切除術を行って強制的にポケットを無くすのが 有効な場合が多いように認識しています。

 “カンジダ陰性”ということですが、カンジダ用の“アムホテリシンBシロップ ”が有効だった症例もあります。

返信:
このお薬を通院している歯医者さんに尋ねてみます。再度、歯肉切除もお願いしてみます。以前に お尋ねした所ではその必要がないとのことでしたが。ポケットは4はなく3までですが。
お忙しい時間を割いて頂き本当に有難うございました。

回答:
 このようなケースでは、問題のありそうなところは、麻酔をして盲嚢を測定してもらってください。 案外深い盲嚢が見つかる可能性があります。それが確認されたら“歯肉切除”が有効です。

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