日付、時間:Thu Jan 21 2:45:52 Japan 1999
アクセスポイント:tndb0102.ppp.infoweb.ne.jp
氏名: しおん
所在都道府県: 大阪
職 業: 学生
年 齢: 22歳
性別: female
被せた物と歯の間に隙間や段差があり汚れが蓄積しやすい状態、或いは、装着時の
セメント残留により歯肉に炎症が起こっている可能性もあります。その場合、装着物と
歯肉の接触部位を徹底的にスケーリングする等の方法で症状は改善するはずです。
一度は試してみる価値があります。
今回のケースで考えられるのは、元々虫歯が深く神経近くまで罹患していたために、
治療時の切削が最後のとどめとなって歯髄炎を起こしたのではないかと思われます。
知覚過敏の程度が軽度な場合は最大1ヵ月程度様子を見ていると治まる場合もありますが、
状況によっては神経を取る必要があります。
また、ひどい知覚過敏が続いた後に、いつのまにか治まってしまう場合もありますが、
それは通常神経が死んでしまったために反応しなくなっただけで治癒と勘違いしてしまう
こともあります。神経が死んでしまうと、半年間程度の潜伏期間?を経て根尖部に
痛みを感じるようになります。
深く罹患した歯を治療した場合、歯髄炎を起こす可能性は比較的高く(10%程度?)
治療上やむをえないものと思われますが、その危険性と可能性について十分な説明
が必要ですね。